中学2年生って
どんなことを習うの？？

中学生で中学校3年間の中で最も高校入試に出題されやすいのが、中学2年生の内容だと言われています。
なので、「ここでつまづいてしまうと、高校受験が心配・・」になりますよね。

中学2年生の数学では、
連立方程式・一次関数
図形・証明問題
など、高校入試でも頻出の分野が次々と登場します。そのため、中学2年生で習うそれぞれの分野が、すべて高校入試に直結していることを意識して勉強を進めていく必要があります。また、中学1年生に比べ、難易度は上がり授業のペースも格段に速くなります。

中学2年生の特徴として、文章問題が長文化してくるため、理解力や思考力が不可欠となり、解けない問題が増えてくることが挙げられます。文章問題の増加により、与えられた情報を正確に読み取り、論理的な思考を展開する能力がより重要となります。これによって、単純な計算や公式の適用だけでなく、問題の本質を理解し、論理的に解決策を導き出すスキルが必要とされます。中学2年生のお子さんは、この段階で問題解決力や思考力を養うことが重要です。

中学2年生の英語では、
不定詞・受動態などの難解な文法
英単語、長文読解
などを学びます。2020年以降、中学校の指導要領改訂に伴い、中学英語のカリキュラムは大きく変化しました。以前は高校課程で習っていたような文法が、今では中学校の課程で習うようになり、中学校までで習う英語の単語数は、約1200語→約2500語まで大幅に増加されました。そのため、以前に比べ、中学校で英語につまづいてしまう子の割合が増えてきているのも事実です。

特に中学2年生の英語は、中学1年生の土台の上に成り立っています。中学１年生でおろそかになっていた部分や抜けてしまっていた部分が、点数に表れ表面化してくるのが、まさに中学2年生なのです。ですから、中学1年生の内容で少しでも不安な部分があるお子さんは、中学2年生の出来るだけ早い時期にそこを復習しておく必要があります。
中学2年生の間に1年生の内容をしっかり復習しておくことが出来れば、スムーズに受験期（中学3年生）に突入できるはずです！

勉強のやり方・コツを
身に付けていくことがとにかく大切！

「うちの子はとにかくやる気がない・・」「点数が悪くても気にする様子が無い・・」そんな悩みを持つ親御さんはとても多いです。
しかし、私たちが数多く見てきた子たちでも、「あえて悪い点数を取っている」「分からない方が楽しい」といったお子さんは見たことがありません。本音の部分では「もう少し出来るようになりたい…」「分からないよりは、もちろん分かった方が良い」と思っているのです。
お子さんに詳しく話を聞いていくと、たいてい最後に出てくるのが「ただ、何をやって良いか分からない…」という発言なのです。

勉強にはやり方やコツのようなものがあります。それをつかめていないがために、
「何をやれば良いか分からない→結果やらない→日々の授業が理解できない→やる気がなくなっていく→さらにやらなくなる・・・」
こんな悪循環になってしまっている子が非常に多いのです。その結果、次第に勉強を避けるようになり、「ゲーム」や「Youtube」など遊びや自分の好きなことばかりになってしまい、余計に勉強をしなくなってしまうのです。
このような悪循環から、「やり方をつかむ→勉強が楽になる→楽だから少しやるようになる→以前よりも授業が理解しやすくなる→やる気が出る→さらにやるようになる」という好循環にいかに持っていけるか？ということがポイントになってきます。

中学2年生は高校入試への土台を作る大切な時期です。この中学2年生での取り組みで、高校受験の結果が大きく左右される！と言っても過言ではありません。この時期に、勉強のやり方・コツを身に付けて「受験勉強へのきっかけ」をつかむ！ということは、高校受験に向けて大きくプラスとなることは間違いないでしょう。