勉強のモチベーションを上げる方法|テクニックを使ってやる気UP!

公開日:2024年2月20日

勉強に対するモチベーションがどうしても上がらない人は必見のコラムです!勉強は根気のいる作業が多く、長期間続けないとなかなか成果につながりません。そこで一番のポイントとなるのは「モチベーションの持続」になります。
今回のコラムでは、やる気が出ない時にモチベーションを上げる効果的な方法を詳しく解説します。保護者の方は、お子さんへの働きかけの参考にしてみてください!

目次

モチベーションを上げるための考え方

1. 目標を具体的にイメージする!

勉強のモチベーションを上げるには、漠然とした目標ではなく、できるだけ具体的でリアルな目標を設定することが大切です。例えば、志望校に合格して家族で喜び合うシーンを想像したり、高校入学してから部活や友だちとのイベントなどを具体的に描き、それを頭に浮かべながら学習することで、目標達成へのモチベーションが高まります。

2. 自分の意義や目的を見つける!

なぜその目標を達成したいのか、それが自分にとってどれほど重要なのかを明確にしておくことが大切です。個々の目標には、自分の成長や満足感、応援してくれている周りの人たち(家族、親族、先生など)への貢献など様々な意味があります。その目的を明確に理解し、達成することで得られる自己肯定感を育てましょう。

3. ポジティブな思考を持つ!

「不合格だったらどうしよう。。」「成績が上がらなかったらどうしよう。。」といったネガティブな考えはモチベーションを低下させる一因です。できるだけポジティブな思考を心掛け、目標達成に向けた良い側面に意識を向けることが大切です。
また、周りの環境も影響します。ポジティブな人々と共に学び、励まし合うことで良い影響を受け「自分も頑張ろう!」となり、モチベーションを維持しやすくなります。

4. 自分自身との対話をする|アファメーションの活用

自分との対話を通じてモチベーションを高めるためには、肯定的な言葉やアファメーションを積極的に活用しましょう。
アファメーションとは、自己肯定感を高め、ポジティブな思考を促進するための肯定的な言葉や語句のことです。これは、毎日の生活の中で、自分に対するポジティブなメッセージを繰り返し発し、自分の気持ちや信念をポジティブに変えていく手法です。
自分の強みや成功体験を思い出し、自信をもつことが大切です。ネガティブな自己評価に陥らないよう、自分自身とポジティブな対話を続けることが自己成長につながります。

モチベーションを上げるための具体的な方法

1. スモールステップで取り組む

モチベーションを上げるためには、大きな目標を小さなステップに分解して取り組むことが有効です。小さな成功体験を積み重ねることで、達成感やモチベーションが向上します。たとえば、大きな課題や目標がある場合、ゴールまでの距離が遠すぎて「いつになれば達成するのか。。」「最後までできるかな。。」と、ついつい弱気になってしまいがちです。大きな課題を小さな課題に分割して、それを一つずつクリアしていくことで、全体の達成感が得られやすくなります。

2. とにかく机に向かう!

モチベーションが低いときでも、まずは机に向かうことが大切です。最初は軽い作業や簡単な問題に取り組んでみましょう。机に向かうことで、自分を動かし始め、勉強への取り組みが始まります。この一歩目を進むことがとても大切で、一度始めてしまえば、モチベーションも徐々に上がってくることがあります。

3. 簡単な問題からやってみる!

いきなり難しい問題から取り組むよりも、簡単な問題や楽に解ける問題から勉強を始めることも一つの方法です。簡単な問題から解き始めることで、自分の理解度や実力を再確認し、難易度の高い問題に取り組むモチベーションを上げることができます。簡単な問題に取り組むことで、成功体験を得られ、モチベーションを上げやすくなります。また、難しい問題に取り組む前に基礎を確実に築くこともできます。

勉強する時間をバランス良く計画する

1. 持続可能で余裕のある計画を立てる

持続可能な計画はモチベーションを保つために不可欠です。無理なペースでスケジュールを立てるとストレスが蓄積し、モチベーションの低下につながりかねません。適切な休息や余裕を考慮して、目標を達成するための計画を立てましょう。無理なく続けることが長期的な学習につながります。

2. 得意な科目を中心に進める

モチベーションを上げるために、勉強のやり始めには「得意な科目」や「興味を持っている科目」から取り組むことが有効です。これにより、達成感を得やすくなり、モチベーションを維持しやすくなります。また、好きな科目からスタートすることで、勉強への抵抗感が減ります。一方で、簡単な問題ばかりにならないように注意も必要です。

3. 適切な休憩時間の確保〜散歩や映画

適切な休憩時間を取ることは、勉強効率とモチベーションの維持に大きく影響します。長時間の勉強ではなく、50分勉強して10分休憩するなど、一定のサイクルで休息をとりましょう。休憩中には散歩をする、軽くスマホを観るなどリラックスできる活動を取り入れ、リフレッシュすることが重要です。

4. 勉強をやらない時間を決める

モチベーションを維持するためには、勉強以外の時間も大切にすることが必要です。定期的な休息日や趣味の時間を設け、自分の生活全体をバランスよく保つことが重要です。適切なリラックスタイムを確保することで、勉強の効果も向上します。

学習環境を整える

1. スマホや漫画などを封印する

モチベーションを上げるためには、勉強中に気を散らす要因を排除することが重要です。特に、スマートフォンや漫画、テレビなど、誘惑の多いアイテムを一時的に封印し、集中力を高めましょう。スマートフォンや漫画は、目の届かない場所にしまっておくことをお勧めします。これにより、集中できる学習時間を確保できます。

2. 整理整頓をする

整理整頓は学習環境を整える上で重要なステップです。問題集やノートを整理し、使いやすい配置にしておくことで、勉強の効率が向上します。整頓された環境は気持ちにも影響を与え、学習へのモチベーションを高めます。特によく使うものは机の上に配置しておきましょう。

3. 快適な学習スペースを作る

快適な学習スペースを確保することで、集中力が向上します。明るい照明や長時間座りやすい椅子、充分なスペースのある机を使って、快適な学習環境を整えましょう。整理整頓がなされている清潔な環境は、机に向かうポジティブな感情を促進します。

4. 自分に合った勉強方法を見つける

モチベーションを維持するためには、自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。視覚的な学習が得意ならマインドマップを利用したり、聴覚的な学習が得意なら音声教材を活用するなど、自分の学習スタイルに合わせた方法を見つけましょう。様々な勉強法を取り入れることで、飽きずに取り組むことができます。

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5. 家庭教師や塾を活用する

家庭教師や塾のサポートを受けることで、理解が進みやすくなります。難しい部分や質問があればすぐに解決でき、モチベーションの低下を防ぐことができます。特に、家庭教師の場合はモチベーション維持のために「言葉掛け」「相談にのってくれる」などのコーチング効果も期待できます。
「意志が弱くて続かない」「やる気が出ない」というお子さんにはとても合っている勉強法です。

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6. 音楽の効果を利用する

静かな音楽を掛けながら勉強することは集中力維持のための助けになることがあります。勉強する時にはクラシック音楽やインストゥルメンタルなど、無言の音楽を選ぶと良いでしょう。自分に合ったリラックス効果のある曲を見つけ、学習時間に取り入れてみましょう。

7. いつもと違う場所で勉強してみる

モチベーションを上げるためには、環境の変化も効果的です。普段とは異なる場所で勉強することで新鮮な気分が得られ、集中力が増すことがあります。静かなカフェや図書館など、自宅以外の場所での学習も試してみましょう。
また、通学時に電車やバスに乗っている時間、お風呂に入っている時間、トイレの時間などの「限りのある時間」は意外と暗記が進むことがあります。この様な時間帯にコツコツ暗記して成果を上げているケースも多いです。

自分へのご褒美を用意する

1. 小さな目標を達成したとき

小さな目標を達成したとき、自分へのご褒美を用意することでモチベーションを上げることができます。これにより、日々の小さな成功体験を感じることができ、学習への意欲を高めることができます。
例えば、あらかじめ決めた時間を集中して勉強した後や難しい問題が解けたときなどには、自分への小さなご褒美を考えてみましょう。それが、好きなスイーツや飲み物、少し贅沢な休憩時間、スマホを解禁するなど、自分の好みに合わせた小さなご褒美が効果的です。

2. 大きな目標を達成したとき

大きな目標を達成したときには、達成感を最大限に味わえる特別なご褒美を用意することで、モチベーションを維持することができます。このご褒美は、目標に見合った特別なものがよく、それを手に入れたい!と思うことがモチベーションをさらに高めます。
例えば、志望校合格や重要なプロジェクトの成功など、大きな成果を上げた場合には、好きなレストランで食事を楽しむ、特別な趣味やアクティビティに参加する、欲しかったアイテムを購入するなど、自分自身への特別なリワードを設定しましょう。このような大きなご褒美は、長期的な目標に向けてモチベーションを高める助けになります。

外部からの良い刺激を受ける

1. 意識の高いライバル・同志と高め合う

ライバルや同志と共に学ぶことは、モチベーション向上に効果的です。お互いに切磋琢磨し、競い合うことで、勉強への情熱が高まります。グループで勉強会を開くなど、共に成長できる仲間を見つけましょう。
また、ライバルが頑張っている姿を目の当たりにすることで、「自分も頑張ろう!」という勇気をもらえます。

2. ライバルや友人と成績を共有する

成績や学習の進捗を友人やライバルと共有することで、刺激を受け、目標に向かって励むことができます。定期的に進捗を報告し合ったり、困難な問題に共同で取り組むことで、モチベーションを高めることができます。また、お互い励まし合うことでモチベーションを保つ支えになります。

3. 応援してくれている人(家族など)のことを考える

自分をサポートしてくれる家族や友人の存在を意識することは、モチベーションを保つうえで重要です。大好きな家族や友人・祖父母やお世話になっている人たちの喜ぶ顔が見たい、という想いはモチベーションの持続につながります。人は「自分のためだけに頑張る」よりも「大好きな誰かのために頑張る」時の方が、力を発揮できることがよくあります。
周りの期待や応援を感じながら、自分の目標に向かって一歩一歩進むことが、大好きな人たちの喜びに繋がっていくことを意識してみましょう。

4. 成功した人のストーリー(名言)を思い出す

成功した人たちのストーリーや名言を知ることは、モチベーションを高める手段の一つです。彼らがどのように困難を克服し、成功に至ったのかを学び、自分もできるという自信を得ることができます。
心を動かす名言に出会ったら、自室の壁に貼っておくのも良いでしょう。以下にいくつか例を出してみます。自分の心に刺さる名言を探してみましょう!

人物名 略歴 名言・エピソード
アインシュタイン 20世紀初頭の物理学者で、相対性理論の提唱者として知られています。 「失敗したことを恐れるな。ただ一つの大きな失敗は、何も冒険しなかったことだ。」
スティーブ・ジョブズアメリカの実業家。
アップル(Apple Inc.)の創業者として知られています。
「成功するためには、何事にも情熱を持つことが大切だ。」
J.K. ローリングハリー・ポッターシリーズで世界的な成功を収めた作家彼女は最初の原稿を多くの出版社に断られた経験がありましたが、最終的には諦めずに続け、大成功を収めました。
ウィンストン・チャーチルイギリスの首相として知られ、困難な時期においても強い指導者として名を馳せました。「成功とは、失敗から失敗へ進むことである。」
SLAM DUNK 安西先生映画化もされた有名なバスケットボールの漫画「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

5. モデルとなる人物を見つける

自分の憧れる先輩や友人、知人をモデルとして設定することで、その人の成功や努力を見習い、モチベーションを引き出すことができます。その人の姿勢や取り組み方に触発され、自分も前向きな行動ができます。
例えば、「憧れの先輩と同じ高校へ行きたい!」「尊敬する●●さんの出身高校へ進学したい!」という気持ちが、モチベーションを強く引き出すキッカケになります。

6. 志望校のキャンパスに行く

志望校のキャンパスを訪れることは、将来の夢や目標に向けてのモチベーションを高める手段の一つです。キャンパスの雰囲気や学びの場に触れ、将来の自分をイメージすることで、目標への情熱がリアルに湧いてくるでしょう。

勉強の効果を実感する

1. やってきたことを可視化する

勉強の効果を実感するためには、やったことを可視化(見える化)しておくことが大切です。勉強した内容や取り組んだ課題、クリアした小さなゴールなどをメモや進捗表に記録してみましょう。これにより、自分の成果が目に見える形で確認でき、自信や達成感を感じることができます。

2. テストの結果を可視化する

定期テストや小テストの結果を可視化することで、自分の理解度や成長度を把握できます。また、課題や弱点を見つけ、それに対する対策を考えることで、次のステップへ進むヒントとなります。良い成績を取ることで自信や達成感を感じ、モチベーションが向上します。

3. 振り返りを行う

定期的に勉強の振り返りを行うことで、自分の進捗や成長を実感しやすくなります。これまでに達成した課題や克服した困難な問題などを振り返り、自分の進捗や成長を実感することで、モチベーションを維持しやすくなります。また、振り返りを通じて、今後の目標や学習方法の改善点も見つけることができます。

挫折から立ち上がる方法

挫折を受け入れる

挫折は成長の一環であり、全ての人が経験するものです。まずは挫折を否定せず、受け入れることが大切です。失敗は避けられないものであり、それを乗り越えるためのステップの一つと考えましょう。

失敗から学ぶ

挫折から立ち上がるためには、失敗から学ぶことが重要です。失敗した原因や課題を冷静に分析し、どのように改善できるかを考えましょう。過去の経験から学び、次に向けての戦略を立てることで、同じ失敗を繰り返すことを避けることが成長に繋がります。

新たな目標を見つける

挫折した時には、「目標が現実的であるか?」「適切な方法でアプローチしているか?」を再評価することが必要です。過去の失敗から新たな目標を見いだし、それを達成するための計画を立て直すことで、再びモチベーションを取り戻すことができます。

サポートを求める

挫折の時には、一人で抱え込まずに積極的にサポートを求めましょう。
友達、家族、家庭教師、または学校の先生など、身近な人やプロの支援を受けることで、助言や励ましを得ることができます。他人とのコミュニケーションを通じて新たな視点を得ることが、挫折からの立ち上がりに役立ちます。

まとめ

勉強で成果を上げることは、短期で解決できるような簡単なことではありません。根気強く粘り強い長期戦を覚悟しなければいけないので、モチベーションを保つことはとても大切な作業です。
ただやみくもに頑張るだけではなく、様々な手法を取り入れて、今後の勉強に役立ててみてくださいね!

この記事を企画・執筆・監修した人

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この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
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