家庭教師の選び方と失敗しない方法!|ポイントや注意点を独自視点で解説!

公開日:2024年1月29日

家庭教師は、なんと言っても「マンツーマンで指導してもらえる指導形態」がやはり魅力的。わからないところが多かったり、授業で終わってしまった分野からつまずいているなどのケースでは、複数人で受ける授業形態よりもマンツーマン指導が適しています。
そこで、家庭教師を検討している方へ選び方のポイントや注意点を詳しくご紹介します。

家庭教師の選び方|5つのポイント

1. 相性の合った家庭教師を選ぶ!

家庭教師は生徒と1対1なので、やはり相性は一番のポイントです。
家庭教師の先生と相性が良いとお子さんのやる気が上がったり、勉強の理解度にも影響します。先生の性別、話し方や雰囲気、性格などがお子さんと合っていれば、同じ内容のことを教わったとしても習熟度が変わってくることも多いです。
これは、「成績を上げる」という自分自身の目標に加えて、「先生に褒められたい!」「先生に教わるのが楽しみ!」というプラスの目標がお子さんの気持ちに芽生え、モチベーションに繋がるからなのです。

2. 教育方針や指導方法の相性を確認する

生徒と家庭教師の相性も重要ですが、教育方針や指導方法がお子さん自身に合っているかどうか?を確認することも大切です。
いくら相性はピッタリでも、肝心の勉強方法や指導方針が合っていなければ元も子もありません。お子さんが安心して学べる指導方針なのかはとても重要になります。お子さん自身の学習状況や段階に合っているかどうかは、家庭教師個人の考え方もありますが、所属する家庭教師センターの教育方針や指導方針がより影響しますので、入会前に確認すると良いでしょう。
また、自身の学習目標や進学希望に合った家庭教師を選ぶことが大切です。生徒それぞれが抱える得意科目や苦手科目、志望校に合わせて指導できる家庭教師を見つけることで、より効果的な学習を学ぶことができ、志望校合格に向けて確実な一歩を踏み出すことができます。
生徒一人ひとりに合わせた学習スタイルやニーズに合った形で指導できるかどうかが、家庭教師の選択においてとても重要です。

3. 家庭教師の料金を比較する

家庭教師の料金体系は様々です。家庭教師の料金は月の指導回数や時間数によって変動することは当然ですが、月2万円〜5万円くらいになることが一般的です。また、お子さんの学年や習う科目数によって料金が異なることもよくあり、進学校向けの難易度が高い内容を習う場合は、通常よりも料金が高くなることがあります。
一般的な学校・教科書の補習から受験対策まで、ご家庭の予算やお子さんの目的に応じて柔軟に対応できる料金プランを選択することが重要です。

4. 家庭教師会社のシステムや強みを比較する

家庭教師会社ごとに異なるシステムや強みがあります。それらを比較検討し、お子さんに最適なサポートが得られる家庭教師を見つけることが重要です。
例えば、進学校や私立受験に強い家庭教師センターや学校の授業や定期テスト対策に強い家庭教師センター、不登校や帰国子女、中学受験のサポート、など、同じ家庭教師の会社と言っても特色は様々です。ですから、お子さんの学習状況や進路、家庭教師に期待している指導内容などに合わせて比較検討することがお勧めです。
授業の補習や定期テスト対策を検討している場合、通っている中学の学習スケジュールと、家庭教師の指導内容や進度を調整してもらえるかどうかも検討すべき点です。学校の授業との連携がスムーズであれば、生徒は学校での学習と家庭教師の指導が無理なく調和しやすくなります。また、学校で不足している部分や理解が追いついていないトピックに焦点を当て、徹底的にサポートを行うことが、生徒の理解力向上に繋がります。
また、家庭教師の指導において保護者さまとの連携や本部のサポート体制がどれだけ充実しているかも考慮すべきです。保護者さまとの円滑なコミュニケーションがあり、進捗報告や相談がしやすければ、生徒は安心感を得ながら学習に取り組むことができます。保護者さまと家庭教師が連携し、生徒の学習状況を共有することで、より一層的確なサポートが期待できます。

5. 家庭教師会社と個人契約の家庭教師を比較する

家庭教師センターと個人家庭教師にはそれぞれ特徴があります。家庭教師会社ならではの利点や個人契約の家庭教師の柔軟性などを比較し、最適な形態を選びましょう。
家庭教師会社を利用する場合のメリットとしては、厳選された優良な講師が指導を担当することや、本部スタッフからのサポート体制が整っていることが挙げられます。一方で、個人契約の家庭教師の場合は、既に知っている先生に頼むことで、お子さんと相性が合う可能性も高く、気軽に指導してもらえることがメリットです。ただし、家庭教師が病気になったりしても代わりの先生がいないので、テスト前や入試前などはサポート体制に不安があるというデメリットもあります。
家庭教師に対してどれくらいの期待度で依頼するかによって判断は変わるので、お子さんとよく相談した上でどちらにするかを決めると良いでしょう。

家庭教師を選ぶ際の注意点|4つのポイント

1. 目的やニーズを明確にする!

お子さんの学年や目標に応じて目的やニーズを具体的に把握しましょう。小学生、中学生、高校生それぞれに必要なサポートが異なります。お子さんの学力、目的、学習ニーズにピッタリ合った家庭教師を選ぶようにしましょう。

小学生

小学生向けの家庭教師選びでは、基礎学力の構築や学習習慣の形成が重要です。また、中学受験をするのか否かで大きく選択が分かれます。

学校の授業や教科書の対策

学校の授業や教科書が理解できていないお子さん向けに、補習を考えているなら家庭教師がオススメです。わからない所をマンツーマンでわかるまで教えてもらえる家庭教師の指導はとても効果的です。

自宅学習の習慣付けの対策

自宅学習のやり方がわからない・習慣が付いていないお子さんに「毎日机に向かう習慣」を定着させたいなら、家庭教師は最も適した勉強法と言えます。先生1人あたり約1〜3名程度を担当する家庭教師ならば、お子さんの性格や学力などを考慮しながら、無理のないペースで自宅学習のやり方やペース作りを手伝ってくれます。

中学受験の対策、進学塾の補習

中学受験を検討している場合、進学塾に通うお子さんのサポートとして家庭教師を検討することも選択肢の一つです。進学塾に付属する個別指導塾でも良いですが、家庭教師はより細やかな指導が期待できます。

中学生

中学生は高校受験や内申書対策が必要な時期です。中間テストや期末テストの対策や志望校合格に向けたサポートが重要です。

苦手科目の克服

中学では勉強が一気に難しくなるので、学力差が大きく開く時期です。その原因となるのは「苦手科目」があるかどうかが大きく影響します。苦手になってしまった原因を突き止め、過去の内容に遡って勉強し直すことが苦手科目克服への最善策です。家庭教師の場合、今の学年にかかわらず「お子さんのわからない所」をピンポイントで教えるので、苦手科目を克服する際には適しています。

中間テスト・期末テストの対策(内申書対策)

高校受験を控える中学生にとっては「内申点」がとても重要になります。内申点の評価に大きく影響するのが「中間テスト・期末テスト」の点数になります。
効率的なテスト勉強のやり方を教わったり、テスト直前には苦手な分野やわからない問題をお子さんだけに焦点を合わせて指導ができる家庭教師は、心強い味方になります。

自宅学習の習慣づけの対策

勉強の内容が難しくなる中学生にとって、授業に対する「予習・復習」のやり方・習慣(自宅学習)は最も大切な要素になります。
正しいやり方がわからない・習慣が付いていないお子さんに「毎日机に向かう習慣」を定着させたいなら、家庭教師は最も適した勉強法と言えます。お子さんに合わせた学習スケジュールを細かく決め、習慣になるまでサポートしてもらえます。

高校受験対策

中学生活最後のメインイベントは高校受験です。志望校合格に向けた勉強はお子さんの進路や成績によって様々です。自分の状況に合わせて効率よく受験勉強をするなら、マンツーマンでお子さん独自のプランで進める家庭教師は最も適しています。塾のように周りの生徒がいないので、自分の学力がどの程度かを測るため、公開模試の併用をお勧めします。

高校生

高校生は学年に応じて難易度が増します。大学受験対策や文系・理系の選択科目(進路)に合わせたサポートが必要です。

苦手科目の克服

高校生は最終的に文系・理系に分かれるため、自分の選択科目に集中することになります。ただ難易度が高いので苦手な分野については全く理解できないようなこともあります。そのような場面ではあらゆる角度から「理解できるまで」解説してもらう必要があるので、納得できるまでトコトン聞ける家庭教師は心強い味方となります。

中間テスト・期末テストの対策

高校の定期テストは範囲が広く、難易度も高いのでテスト前の勉強は想像以上に大変です。点数が悪いと赤点評価となり、最悪のケースでは留年の可能性もあります。テスト直前には苦手な分野やわからない問題だけに焦点を合わせて指導ができる家庭教師は、心強い味方になります。

大学受験対策

予備校のサポートとして家庭教師を活用することができます。志望校が絞り込まれた段階では過去問の演習などで出題傾向について直接的な対策をしますが、目指す大学や近いレベルの大学に通う現役の大学生家庭教師や出身者が担当すると、勉強方法や対策について非常に参考になるケースがあります。生徒側が教師を選ぶ事ができる家庭教師ならではのメリットです。

2. 予算や料金体系を確認する

まずはご家庭の予算を明確にしておきましょう。家庭教師は回数・時間をいくらでも増やすことができます。「月にいくらまでかけられるか?」を決めておかないとキリがありません。
また、家庭教師の料金体系を理解しておくことも大切です。家庭教師会社によって料金システムは様々なので、説明をしっかり聞いた上で無理なく続けられる範囲のサポートを受けましょう。

3. カリキュラムの内容を確認する

お子さんに合った家庭教師を見つける上で、家庭教師の指導内容やカリキュラムを事前に確認することも重要です。
「性格は合うのに、教え方が合わない…」というケースは決して少なくありません。肝心の勉強の部分で効果がなければ意味がなくなってしまいます。
「具体的にどうやって教えるのか?」を見定めた上で家庭教師を選択することが大切です。

4. 無料体験レッスンを活用する

まずは無料体験レッスンを受け、実際の指導スタイルや相性・料金などを確認しましょう。同時に家庭教師会社の信頼性も確認することができます。
「良いことは言っているが、指導方針や教え方が曖昧で具体性がない」「実績がない、運営年数が10年以下」「マンツーマンというだけで中身が無い」など家庭教師会社といってもピンキリです。
家庭教師を検討する場合は、必ず複数の会社の体験レッスンを受け、比較検討することが一般的です。やはり教わる本人(お子さん)の意向が一番大切なので、最終判断の際には家族できちんと話し合った上で決めましょう。

家庭教師の選び方に関するQ&A

どのような資格や経験を持った家庭教師を選べばいいですか?

家庭教師の資格や経験はお子さんの目標やニーズに合わせて選ぶべきです。
家庭教師の学力が教えるレベルにあるかどうかは一つの資格と言えます。教師自身の学力(出身大学、出身高校)が低いと満足できる解説や回答を得られない可能性があります。ただ、それを補うに余りある指導歴が豊富にある場合はその限りではありません。
また、指導経験があるに越したことはありませんが、経験がある=良い先生とは限りません。生徒との相性も含めて総合的に判断すべきです。

教材やカリキュラムの選び方はありますか?

教材やカリキュラムはお子さんの学年や目的、学力によって異なります。お子さんの学力にあった理解しやすいテキストやカリキュラムを提供している家庭教師を選ぶと良いでしょう。そもそも何が合うのかわからない場合は、複数の会社の体験レッスンを受けて比較検討したり、率直にお子さんの意見(どこが一番良かったか?)を聞いてみることも一つの方法です。
勉強をする上で、どのようなテキストを使うのかは重要です。お子さんの学力にあった物を選ぶことがポイントで、難しすぎず易しすぎないぴったり合ったものを選ぶと良いでしょう。

家庭教師の料金はどのくらいが一般的ですか?

家庭教師の料金システムは様々です。当然、回数・時間数により料金は変動しますし、学年や指導内容によっても変動します。一般的な相場(2~4万円/月)を知りつつ、ご予算に合った形で契約することが大切です。
また、一部の自治体では、家庭教師の利用に対して助成金や補助制度が設けられている場合があります。一定の条件を満たしていれば、これらの制度を利用することで費用の一部を軽減できることがあります。(※具体的な条件や手続きについては、各自治体の窓口などで確認が必要です。)

家庭教師の選び方を間違えた場合、どうすればいいですか?

先生の選び方を間違えた場合は、すぐに本部の担当者に相談しましょう。家庭教師派遣会社ならば他の先生への変更対応が可能です。一般的な家庭教師会社であれば先生の交代は無料で対応しています。「○回目までは無料」「先生交代は有料」という会社もあるので、詳しくは直接お問い合わせください。ただし、個人契約の家庭教師の場合、先生を交代することができないので、ご家庭の方で他の先生を探す必要があります。

まとめ

家庭教師はご自宅で指導するので、実態や評判がわかりにくい側面もあります。お子さんとの相性によっても成果が大きく変わりますが、この点は塾でも同じなので心配しすぎる必要はありません。
ご興味がある方は、色々考える前に「無料体験」を受けてみることをお勧めします。このコラムが家庭教師選びの参考になれば幸いです。

この記事を企画・執筆・監修した人

家庭教師のマスター教務部

この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
家庭教師のマスターでは、家庭教師・受験・不登校・発達障害・学習方法・学校情報・教育・子育てをテーマに、お役に立ち情報を発信しています。

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平成12年の創立から、家庭教師のマスターは累計2万人以上の子供たちを指導してきました。その経験と実績から、

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指導料金について

指導料:1コマ(30分)

  • 中学生:900円/1コマ
  • 小学1年生~4年生:800円/1コマ
  • 小学5年生~6年生:850円/1コマ
  • 高校生:1000円/1コマ

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