国際バカロレア(IB)とは?|特徴・メリット・日本の認定校までまるごと解説!

公開日:2025年6月2日

国際バカロレア(IB)教育とは何かを、特徴やメリット・デメリットとともにわかりやすく解説します。日本国内にあるIB認定校の情報も紹介し、進路選びや学校選びに役立つ視点をお届けします。IBに関心がある保護者や学生に向けた入門ガイドです。

国際バカロレア(IB)とは?|教育理念と特徴をやさしく解説

国際バカロレア(IB)とは、世界中で注目されている教育プログラムです。知識を詰め込むだけでなく、「考える力」「国際的な視野」「探究する姿勢」を育てることを重視している点が大きな特徴です。ここでは、IBがどのような理念で成り立ち、どんな特徴を持っているのかをやさしくご紹介します。

1. スイスで生まれた国際的な教育カリキュラム

国際バカロレアは1968年、スイスのジュネーブで誕生しました。
当初は、海外に住む子どもたちが世界のどこにいても質の高い教育を受けられるようにすることを目的に開発されたプログラムです。
その後、理念に共感する多くの国で導入されるようになり、今では世界160カ国以上・5,800校以上の教育機関で採用されています。(2025年時点)

「国境を越えて通用する教育」という点が、IBの大きな魅力です。

参照:International Baccalaureateホームページ

2. IBが育てたい10の学習者像|Learner Profileとは?

IB教育の根幹には、テストの点数では測れない「人間としての成長」への強いこだわりがあります。その理念を具体化したものが、「Learner Profile(ラーナー・プロファイル)」と呼ばれる10の学習者像です。
以下のような資質を持った人を育てることを、IBはすべての学習活動の中心に据えています。

1. 知識のある人(Knowledgeable)

幅広い教科に関する知識を深め、さまざまな問題について理解を深めます。

2. 探究する人(Inquirers)

好奇心を持ち、自分で調べたり考えたりしながら、学び続ける力を育てます。

3. 考える人(Thinkers)

論理的に思考し、複雑な問題にも主体的に取り組む姿勢を養います。

4. コミュニケーションができる人(Communicators)

言語や方法を問わず、自分の考えを明確に伝える力と、他者の意見に耳を傾ける態度を養います。

5. 信念をもつ人(Principled)

正直さや公平さを大切にし、責任ある行動を取ろうとする態度を身につけます。

6. 心を開く人(Open-minded)

自分とは異なる価値観や文化を尊重し、多様性に寛容な姿勢を育てます。

7. 思いやりのある人(Caring)

他人の立場に共感し、優しさや思いやりを持って行動することを大切にします。

8. 挑戦する人(Risk-takers)

不確実な状況にも果敢に挑み、創造性と決断力をもって行動する姿勢を育てます。

9. バランスのとれた人(Balanced)

勉強だけでなく、心や体の健康にも気を配り、全体としてのバランスを大切にします。

10. 振り返りができる人(Reflective)

自分の学びや行動をふり返り、より良い自分を目指していく姿勢を持ちます。

これらの10の学習者像は、IBのすべてのプログラムに通じる教育理念の土台となっています。
IB教育は、単なる学力向上にとどまらず、多様性と共生の時代を生き抜く「未来志向の力」を育むプログラムです。
Learner Profile は、そのための教育理念の柱であり、すべてのIBプログラムに共通する価値観を体現しています。

参照:International Baccalaureate「IBの学習者像」

3. 探究型学習・思考力重視の教育スタイル

IB教育では、知識の「詰め込み」ではなく、自分で問いを立て、答えを探す力を育む探究型の学びが重視されます。
教師が一方的に知識を教えるのではなく、生徒自身がテーマを設定し、情報を調べ、考え、自分の言葉で意見を発信するスタイルが採用されています。
このような主体的な学習プロセスによって、暗記に頼ることなく「自分で考える力」「判断する力」が自然と身につきます。
また、一つの正解にとらわれず、複数の視点から物事を捉える力や、異なる価値観を理解し尊重する姿勢も養われます。

4. 世界160カ国以上で導入|国際的に認められた教育プログラム

IBは、世界各地の教育現場で導入されており、「国際的に信頼される教育プログラム」の一つとされています。
とくに、16歳からのDP(ディプロマ・プログラム)は世界中の多くの大学で高く評価されており、IB資格があると大学入試で優遇されたり、入学後に単位認定を受けたりするケースもあります。

なぜ今、国際バカロレアが注目されているのか?

かつては一部のインターナショナルスクールで取り入れられていたIBですが、現在では日本国内でもその価値が見直され、多くの学校や保護者が注目するようになっています。その背景には、教育を取り巻く社会的な変化があります。
ここでは、今なぜIBが注目されているのか、大きな3つの理由をご紹介します。

1. グローバル社会に求められる資質の変化

昔は「どれだけ知ってるか」「テストで何点取れるか」が重視されていましたが、今の時代はそれだけでは足りなくなってきています。世界がどんどん繋がっていくなかで、いろんな国や文化の人たちと関わる力が、ますます大事になってきています。

例えば、「自分の意見をきちんと持って、それを相手に伝える力」「違う考えを持つ人の話をちゃんと聞いて、受け入れようとする姿勢」などが、これからの社会では欠かせないと言えるでしょう。
つまり、ただ知っているだけではなく、「どう考えるか」「どう伝えるか」が問われる時代となってきています。

IBの教育は、まさにこうした力を育てるのが特徴と言えます。
暗記中心ではなく、生徒が自分でテーマを見つけて調べたり、意見をまとめて発信したりと、「自分の頭で考える力」が重視されています。

これからの時代を生きるには、正解を覚えるよりも、自分で考え、相手と対話しながら答えを探していく力がより必要とされています。IBは、そうした「生きる力」を育てる教育として、世界中で注目されています。

2. 大学入試改革や探究学習との関連

近年、日本の教育も大きく変わりつつあります。
これまでのような「知識の暗記」を重視するスタイルから、「思考力・判断力・表現力」を育てる方向へとシフトしています。
大学入試改革では、マークシート型の試験だけでなく、記述式問題や小論文、面接なども重視されるようになってきたため、生徒自身が主体的に考え、自分の言葉で表現できる力が求められています。

この流れに対して、IBのカリキュラムは非常に親和性が高いといえます。
IBでは、調査や研究、プレゼンテーションを通じて「探究する力」を養うことを重視しており、日本の教育改革の方向性とぴったり合致しているのです。
そのため、国内でもIB教育への関心が高まっており、今後さらに広がっていくことが期待されています。

参照:文部科学省「大学入学者選抜に関する最新動向」

参照:International Baccalaureate「プログラムの基準と実践要綱」

3. 文部科学省も推進するIB教育の導入事例

IBはもともと海外の教育プログラムですが、現在では日本の文部科学省も導入を積極的に支援しています。
特に、英語以外の言語でもIBが履修できる「日本語DP(ディプロマ・プログラム)」が整備されたことで、公立高校や中高一貫校でも導入が進みやすくなりました。
実際、2024年12月31日時点で国内には251校のIB認定校・候補校があり、都道府県立高校や市立高校でも次々とIB教育を取り入れる動きが広がっています。
国がこのようにサポートしていることで、より多くの家庭にとって”現実的な選択肢”となってきています。

参照:文部科学省IB教育推進コンソーシアム「IB認定校・候補校」

IBの4つの教育プログラム|年齢別に設計された体系を紹介

国際バカロレア(IB)には、年齢や発達段階に応じて構成された4つのプログラムがあります。それぞれの段階で、学びのスタイルや目指す力が少しずつ異なりますが、共通して「探究する姿勢」や「思考力の育成」が柱となっています。
ここでは、IBが提供する4つのプログラムを年齢順にご紹介します。

PYP(Primary Years Programme)|3歳〜12歳対象の初等教育

PYPは、幼児期から小学校高学年にあたる年齢の子どもを対象としたプログラムです。
子どもたちが身の回りの世界に関心を持ち、「なぜ?」「どうして?」と自分で問いを立てる力を育てることが目的です。

教科は分かれていますが、PYPではそれぞれをバラバラに学ぶのではなく、「探究の単元(Unit of Inquiry)」というテーマに沿って、教科を横断的につなげながら学んでいきます。
また、遊びの要素もうまく取り入れながら、自然と「学ぶことの楽しさ」と感じられることが、PYPの大きな特徴と言えるでしょう。

MYP(Middle Years Programme)|11歳〜16歳対象の中等教育

MYPは、中学校から高校1年程度の年齢層を対象としたプログラムです。
MYPでは、いろいろな教科の基礎をしっかり身につけながら、「この知識を使って社会とどう関わるか」という視点を大切にしています。

すべての学びが「世界とのつながり」を意識して設計されており、教室の外に目を向ける力が自然と育ちます。
また、プログラムの集大成として、自分でテーマを決めて深掘りする「パーソナル・プロジェクト(個人研究)」にも挑戦します。このプロジェクトを通じて、主体性や責任感、そして自分の興味を追求する姿勢が養われます。

DP(Diploma Programme)|16歳〜19歳対象の大学進学準備課程

DPは、IBの中でもとくに有名な、大学進学を目指す高校生向けのプログラムです。
世界中で広く導入されていて、国際的な大学入試資格としても高く評価されています。

生徒たちは、言語・人文学・理科・数学・芸術などの6つの教科群から科目を選び、2年間かけて学習します。

また、単なる知識だけではなく、

  • 自分でテーマを決めて論文を書く「課題論文(Extended Essay)」
  • ボランティア活動やクリエイティブな挑戦を行う「CAS(創造性・活動・奉仕)」
  • 「そもそも知るってどういうこと?」を考える「TOK(知の理論)」

といった特別なカリキュラムが用意されています。
これらを通して、学力だけでなく思考力・人間性・社会性が総合的に養われます。

さらに日本では、英語に加えて日本語でもDPの一部科目を履修できる「日本語DP」の仕組みが整備されています。この制度により、英語に不安がある生徒でもIBの高度な学びに挑戦しやすくなりました。
現在は一部の高校に限られていますが、文部科学省の支援のもと、少しずつ導入校が増えつつあります。

CP(Career-related Programme)|職業志向の高校生向け選択肢

CPは、将来の仕事やキャリアに関心がある高校生向けに設計されたIBのプログラムです。
生徒は、DP(ディプロマ・プログラム)の一部科目を学びながら、ビジネス、観光、医療、ITなど、実社会と直結した専門的な内容にも取り組みます。

単なる知識習得にとどまらず、職業に必要な倫理観やチームワーク、異文化コミュニケーション能力など、「社会で生きる力」を育てることが重視されているのも大きな特徴です。
学びと実践を組み合わせることで、進学だけでなく、就職やキャリア形成にも直結する力が養われます。

ただし、日本国内では2024年現在、CPを導入している学校はまだごく少数です。
CPは、産業界や地域社会との連携が不可欠なプログラムのため、導入には高い準備と支援体制が求められます。
今後、キャリア教育の重要性が高まる中で、徐々に注目されていく可能性はありますが、現時点では限られた選択肢となっているのが実情でしょう。

IBを選ぶ前に知っておきたいメリットとデメリット

IB(国際バカロレア)は、世界的に評価の高い教育プログラムですが、その分、独自の特性も多くあります。進学や将来を見据えたとき、大きなメリットがある一方で、実際に学ぶ子どもや家庭には一定の負担がかかることも事実です。
ここでは、IBを検討するうえで知っておきたい代表的なメリットとデメリットを整理してご紹介します。

【IBのメリット】

IBには、これからの時代に必要とされる力を育む教育として、多くの注目が集まっています。ここでは、代表的な利点を見ていきましょう。

1. 国内外の大学進学に有利になる場合がある

IBのディプロマ・プログラム(DP)資格は、世界中の多くの大学で入学資格として認められています。
特に、欧米の名門大学ではIBの評価が非常に高く、通常の高校卒業資格(High School Diploma)よりも高く見なされる場合も少なくありません。

日本国内でも、東京大学、京都大学、大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学など、一部の国公私立大学がIB入試制度(IB入試・国際バカロレア入試)を設けています。
これにより、推薦型選抜(旧AO入試)や特別枠でIB生が受験できるチャンスが広がっています。

ただし、大学・学部によって評価基準や必要条件(取得点数など)が異なるため、志望校の要件を事前によく確認することが重要です。

2. 探究心・論理的思考・多面的な視点が育つ

IB教育では、単なる暗記型学習に留まらず、自分で「問い」を立て、情報を調べ、考察し、意見を発信する力を重視しています。
探究型学習(Inquiry-Based Learning)を軸に、教科を横断しながら学ぶため、自然と物事を多面的に捉えたり、異なる視点から考えたりする思考力が養われます。

また、ディスカッションやプレゼンテーションも頻繁に取り入れられており、単に知識を吸収するだけでなく、それを論理的に組み立てて伝えるスキルも伸ばすことができます。
これらの力は、将来、大学や社会に出た後も非常に重要な素養となります。

3. 国際的な人材としての土台ができる

IB教育では、グローバルな視点を養うことを大きな目的のひとつとしています。
カリキュラムの中では、異なる文化や価値観に触れる機会が豊富に設けられており、多様な背景を持つ人々と協働する姿勢が自然と育まれます。

また、IBの学習者像(IB Learner Profile)では、「自立」「協働」「多様性への理解」といった資質が重視されています。これらを実践的に身につけることにより、将来、国際社会で求められる力をしっかりと備えることができます。

単なる語学力にとどまらず、異文化を尊重しながら自分の意見を持つ力が養われる点は、グローバル時代において大きな強みとなります。

【IBのデメリット】

一方で、IBを選ぶ際には、あらかじめ理解しておきたい注意点もあります。
子どもの負担や進路の選択肢を考えるうえで、以下のポイントは押さえておきましょう。

1. 英語力が必要(もしくは言語の壁がある)

IB全体では、英語をはじめとする外国語で学ぶことが基本とされており、英語で学び・考え・表現する力が求められます。
国内では、日本語DP(ディプロマ・プログラム)や一部のMYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)に日本語対応の取り組みもありますが、日本語のみで完結できるケースは限られています。
そのため、英語が得意でない場合や外国語学習に抵抗がある場合、言語の壁が学習の大きな負担となることがあります。

2. 子供の学習面の負担が増える場合がある

IBの学習は、自ら調べ、考え、表現する学習が重視されており、調査・レポート作成・プレゼンテーションなどに取り組む機会が非常に多くなります。
そのため、従来の受動的な授業スタイルに慣れている生徒にとっては、学習量や自主性への要求が大きな負担に感じられることもあります。

特にDP(ディプロマ・プログラム)では、課題論文(Extended Essay)や知の理論(TOK)、CAS(創造性・活動・奉仕)など、通常の授業に加えて複数の大型課題に取り組む必要があり、継続的な自己管理計画的な学習が求められます。
これらに適応するまでには、時間的・精神的な負担がかかる可能性があるため、事前に理解しておくことが重要です。

3. 家庭の学費面の負担が大きくなる傾向にある

IBを導入している学校の多くは、私立校やインターナショナルスクールであり、授業料が高額になるケースが少なくありません。
また、公立校でIBを実施している場合でも、専用の教材費や課外活動費など、通常の公立校よりも追加費用が発生することがあります。

さらに、IB特有の課題提出や試験料(IB受験料)なども別途必要になるため、トータルで見ると、経済的な負担が大きくなる傾向があります。
IBを選択する場合は、数年単位でかかる教育費を事前に試算しておくことが重要です。

4. 国内大学入試制度と合致しづらいケースもある

IBの学び方は、日本の一般的な大学入試対策(特に一般選抜)とはスタイルが大きく異なります。
探究・論述中心のIBに対し、日本の一般入試では知識の正確な暗記やスピード処理力が求められるため、直接的な連携が取りにくいことがあります。
IB一本で推薦型・総合型選抜(AO入試)を狙う場合は問題ありませんが、一般入試も視野に入れている場合は、別途で日本式の入試対策(問題演習・過去問対策など)が必要になる可能性があります。
特に、国公立大学の二次試験(筆記試験)や共通テスト対策は、IBだけではカバーしきれない部分があるため、並行して準備できるかどうかも重要なポイントになります。

日本で学べるIB|認定校の数と地域・学校タイプ

かつては海外やインターナショナルスクールでしか受けられなかった国際バカロレア(IB)教育ですが、今では日本国内でも学べる環境が広がっています。公立・私立問わず、さまざまな学校が認定校としてIBの導入を進めており、進学の選択肢の一つとして注目を集めています。
ここでは、日本国内におけるIB認定校の数や地域分布、学校の種類についてご紹介します。

1. 日本におけるIB認定校の数

日本では年々、IB認定校の数が増加しています。
2024年時点で、全国に250校以上のIB認定校(PYP・MYP・DP・CPを含む)が存在しています。特に、ディプロマ・プログラム(DP)を導入している高校や中高一貫校の増加が目立ちます。
また、文部科学省の支援によって、英語以外でもIBが学べる「日本語DP」の導入校も増え、公立高校でもIBが受けられる機会が広がってきました。

参照:文部科学省IB教育推進コンソーシアム「IB認定校・候補校」

2. IB認定校の地域別分布

IB認定校は、全国的に広がりを見せていますが、特に首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や関西圏(大阪・京都・兵庫)に多く集中しています。
これらの都市部では、国際教育に関心を持つ家庭が多く、インターナショナルスクールや私立校が積極的にIBを導入しています。
一方で、近年では地方自治体の取り組みにより、地方の公立高校でもIBプログラムを導入する動きが進んでおり、地域格差の是正にもつながっています。

3. 日本国内のIB認定校の種類

日本国内でIBを導入している学校には、いくつかのタイプがあり、それぞれに特徴があります。各学校のタイプやプログラムの違いを理解することで、家庭や生徒に最適な選択肢を見つけることができます。
IBプログラムを提供している学校は、日本全国に広がっており、さまざまなニーズに対応した選択肢が増えています。希望する進路や学び方に最適な学校を選ぶためには、各学校のカリキュラム内容や入学条件を慎重に確認することが重要です。

・公立IB認定校

文部科学省の支援の下で、DPを導入している都道府県立高校や市立高校が増加しています。
これらの学校は、授業料の負担が少なく、地域の中でIBを学べる貴重な選択肢として注目されています。
中には、授業の一部または全体を日本語で行う「日本語DP」を採用している学校もあるため、英語が苦手な学生でもIBプログラムを受けやすくなっています。

・私立IB認定校

私立のIB認定校は、教育内容やカリキュラムの自由度が高く、IBと他の教育プログラム(国内進学向けカリキュラムなど)を併用している学校もあります。
学費はかかるものの、手厚い指導体制や学習環境の充実も魅力の一つでしょう。

・インターナショナルスクール

インターナショナルスクールでは、英語を中心に授業が行われ、DPだけでなく、PYPやMYPといったIBの初期段階から一貫した教育を受けることができます。
このような学校は、帰国子女や海外志向の強い家庭に人気がありますが、授業はすべて英語で進められるため、入学時には十分な英語力が必要になります。
特に、リーディングやライティング能力が必要になるため、事前に語学力を高めておくことが望ましいです。

まとめ

今回は「国際バカロレアとは?」について解説してきました。
国際バカロレア(IB)は、これからの時代に求められる力を育てる教育プログラムとして、世界中で注目されています。学びの深さや国際的な視野に魅力を感じる一方で、子どもや家庭にとっての負担も伴います。
IBの理念や各プログラムの特徴を理解し、自分たちに合った選択肢かどうかを見極めることが大切です。進路の選択肢として、IBという可能性を知っておくことは、これからの教育選びにきっと役立つはずです。

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