大学オープンキャンパスの服装はどうする?|制服・私服どっちが正解?

公開日:2025年4月28日

「オープンキャンパスの服装は制服と私服どちらで行くのが正解?」そんな悩みを持つ高校生に向けて、それぞれのメリット・デメリット、オススメのコーデや避けるべきNGコーデなどを詳しく解説します。
大学の雰囲気に合った服装で、自信を持って参加しましょう!

オープンキャンパスの概要

大学のオープンキャンパスは、大学の雰囲気、学部や学科、施設などを直接確認できる絶好の機会です。
ここでは、オープンキャンパスの目的や内容、開催時期、参加する意義について詳しく解説します。さらに、保護者の同席についても触れ、参加する際のポイントを押さえておきましょう。

1. オープンキャンパスの開催目的・内容

オープンキャンパスの主な目的は、高校生が志望する大学を実際に訪れて、校舎やキャンパスライフを体験してもらうことです。
このイベントでは、通常、大学の教授や学生スタッフによるガイドツアー各学部の説明会講義の体験などが行われます。さらに、施設見学や実験室、研究室など、普段は見ることができない場所を訪れることもでき、大学の環境を直接感じることができます。
また、オープンキャンパスでは、入試情報や奨学金制度についての説明会も行われるので、受験のために必要な情報を集める貴重な機会となります。
各大学は、参加者に対して大学生活の具体的なイメージを持ってもらうことを目的として、さまざまなプログラムを用意しています。

2. 開催時期・場所

オープンキャンパスは、多くの大学で夏休みを中心に開催されます。
例年、6月から9月の間に実施されることが多いです。開催日は大学によって異なるため、事前に参加したい大学の公式サイトで日程を確認することが重要です。

場所は、もちろん各大学のキャンパスで行われます。
広い敷地内で様々なイベントが行われるため、事前にキャンパスマップをチェックしておくと、スムーズです。
多くの大学では、オンラインでのオープンキャンパスも開催しており、遠方の人や都合がつかない場合でも参加が可能です。

3. オープンキャンパスに参加する意義

オープンキャンパスに参加する最大の意義は、大学の「リアル」を見ることができる点です。
パンフレットやウェブサイトで得られる情報だけでは、どうしても伝わりきれない大学の雰囲気や学びの環境を体感することができます。
学問に対する熱意やキャンパスライフの楽しさ、学内施設の使い勝手など、実際に足を運んで感じることができる情報は、進学先を決める上で非常に重要です。

また、オープンキャンパスでは、入試の対策やアドバイスを受けることができるのも大きなポイントです。質問があれば、直接大学の担当者や現役の学生に聞くことができ、受験準備をより具体的に進める手助けになります。
進学するかどうか迷っている場合でも、実際にキャンパスを見学することで、進学先の決断を下しやすくなるでしょう。

4. 保護者は同席すべき?

オープンキャンパスは、大前提としては自身のために行くものですが、保護者が同席することも決して珍しくありません。実際に、保護者と一緒に大学の雰囲気を感じ、受験に向けた準備をすることは、受験生にとって心強いサポートとなることがあります。

保護者も同席することで、大学のカリキュラムや生活支援制度、入学後の子どもの生活をより具体的にイメージすることにつながります。
また、大学の担当者に対して、学費や奨学金、就職支援について質問することは、受験生にとっても親にとっても有益でしょう。

ただし、多くの大学では、学生向けのプログラムが中心となるため、保護者の参加が必要ない場合もあります。参加するかどうかは、生徒の希望や、大学側の方針を確認した上で決めるとよいでしょう。

制服と私服どっちがいい?|それぞれのメリット・デメリット

大学オープンキャンパスに参加する際、服装は大きな悩みどころです。制服を着るべきか、それとも私服が良いのか、それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらを選ぶべきか迷うかもしれません。
ここでは、制服と私服の選択について、メリット・デメリットを比較しながら解説します。

1. 制服の場合

メリット

・清潔感がある

制服は、学校で決められたデザインや規定に従っているため、整った印象を与えることができます。シンプルで清潔感のある服装なので、大学側にも良い印象を持たれることが多いです。

・迷うことなく準備できる

制服を着る場合、服選びに悩む必要がありません。いつもと同じ服装なので、オープンキャンパス当日もスムーズに準備ができます。

・無難、失敗がない

高校生の正装である「制服」を着ていれば、失敗はなく無難であるとも言えます。
ただし、着崩したり、汚れていては台無しになるので、注意しておきましょう。

デメリット

・動きにくさ

制服は通常、スーツタイプやブレザーなど、動きにくいデザインのものもあります。
長時間の移動やキャンパス内を歩き回る際には、少し不便に感じることがあるかもしれません。

・季節に合わせにくい

制服は通常、季節に合わせた着こなしが決まっていますが、オープンキャンパスの時期によっては、季節的に不快に感じることがあるかもしれません。
特に夏場は暑い中でブレザーを着るのが不快に感じる場合もあります。

2. 私服の場合

メリット

・動きやすさ

私服は自分の快適さを最優先に選ぶことができるので、歩き回ったり、長時間過ごしたりする場合でも快適です。特にスニーカーやカジュアルな服装は、動きやすいのでお勧めです。

・自分らしさを出せる

私服を選ぶことで、他の参加者とは異なる個性を表現できます。
自分の好みに合わせた服装で、よりリラックスした気持ちでオープンキャンパスに臨むことができます。

・季節に合わせやすい

私服であれば、その日の天候や気温に合わせて服装を自由に選べるため、季節的に不快な思いをすることなく過ごせます。

デメリット

・服装に迷うことがある

私服を選ぶ際に、何を着るべきか迷ってしまうことがあります。
特にオープンキャンパスに初めて参加する場合、どの程度カジュアルにするかが悩ましいポイントです。

・カジュアルすぎると印象が悪くなる可能性がある

あまりにもカジュアルすぎる服装(例えば、部屋着や過度に派手な服装)は、大学側や他の参加者に対して不適切な印象を与え、悪目立ちしてしまいます。
私服を選ぶ際は、TPOを意識して、きちんと感のあるスタイルを選びましょう。

3. 結論:どちらでも問題なし

結論として、オープンキャンパスにおいては、制服でも私服でも特に問題ありません。自分のスタイルや快適さを最優先にして選びましょう。
どちらを選んでも、大学側に悪い印象を与えることは少ないので、自分の都合に合った服装で参加しましょう。

オープンキャンパスの服装例|オススメの私服コーディネート

オープンキャンパスでは、大学の雰囲気を感じることができる重要な機会ですが、服装選びにも気を使いたいところです。
私服で参加する場合、カジュアルでありながらも清潔感のあるコーディネートが理想です。
以下では、男性と女性それぞれにオススメの私服コーディネートを紹介します。

1. 男性

カジュアルなシャツ+チノパン+スニーカー

シンプルでありながら、清潔感を保てるスタイルです。
カジュアルなシャツは、ポロシャツやボタンダウンシャツなどがオススメです。
チノパンとスニーカーを合わせることで、動きやすさも確保できます。
大学のキャンパスを歩き回る際にも疲れにくいコーディネートです。

シャツ+ジャケット+ジーンズ+ローファー

少しフォーマル感を出したい場合は、シャツにジャケットを羽織り、ジーンズやチノパンを合わせると良いでしょう。
ローファーを選べば、カジュアルすぎず、かつ丁度良い印象を与えることができます。
このコーディネートは、学部説明会や大学側との面談など、多少フォーマルな場面でも適応できます。

Tシャツ+カーディガン+ジーンズ+スニーカー

リラックスしたい場合や、カジュアルさを重視するなら、Tシャツとカーディガンの組み合わせがオススメです。ジーンズを合わせることで、動きやすく、快適に過ごせます。スニーカーを履けば、長時間の歩き回りにも安心です。
シンプルでありながら、しっかりとした印象を与えるコーディネートです。

2. 女性

ブラウス+カーディガン+パンツ(チノパンやスラックス)+フラットシューズ

清潔感と上品さを兼ね備えたコーディネートです。
ブラウスにカーディガンを羽織ることで、落ち着いた印象を与えます。
チノパンやスラックスを合わせれば、大学の雰囲気にふさわしい大人っぽいスタイルになります。足元はフラットシューズを選ぶと、歩きやすく快適です。

ワンピース+カーディガン+バレエシューズ

女性らしさを感じさせつつも、カジュアルすぎずきちんと感もあるスタイルです。
シンプルなワンピースにカーディガンを合わせることで、オープンキャンパスでもふさわしい印象になります。靴は、バレエシューズを選ぶと、歩きやすいのでお勧めです。

シャツ+ジャンパースカート+スニーカー

少し遊び心を加えたコーディネートを求める場合には、シャツとジャンパースカートの組み合わせがお勧めです。靴は、スニーカーを合わせれば、カジュアルでありながらも学生らしさが感じられるスタイルになります。
長時間歩くことが予想されるので、スニーカーで動きやすさを確保しましょう。

オープンキャンパスで避けるべきNG服装

オープンキャンパスでは、大学の雰囲気を感じる貴重な機会であり、清潔感や適切な服装が重要です。服装選びにおいて、以下のような避けるべきポイントを押さえておくことで、より良い印象を与えることができます。
特に、過度にカジュアルだったり、目立ちすぎる服装は注意が必要です。

1. 過度に露出度の高い服装

オープンキャンパスは、大学の教育環境を理解する場であり、学問や将来に向けて真剣に考える時間です。
過度に露出度の高い服装(例えば、胸元が開きすぎているトップスや、短すぎるスカート)は、大学側に不適切な印象を与えかねません。
特に、学内での見学や説明会に参加する際には、落ち着いた服装を心掛けましょう。

2. ラフすぎる服装

オープンキャンパスでは、カジュアルな服装でもOKですが、あまりにもラフすぎる服装(例:部屋着、ジャージ、パジャマ風のスタイル等)は、大学を軽視している印象を与える可能性があります。
特に、オープンキャンパスでは大学の施設を見学したり、教授やスタッフと話すこともあるため、ある程度きちんと感のある服装を選ぶようにしましょう。カジュアルすぎず、適度に整えた服装が良い印象を与えます。

3. 高いヒールやサンダル等の履物

オープンキャンパスでは、長時間歩くことが多く、大学の広いキャンパスを歩き回る必要があります。そのため、高いヒールやサンダル等の履物は避けた方が良いでしょう。
足元が不安定だと疲れやすくなりますし、長時間歩くと足が痛くなったりして、大学内の移動が困難になることもあります。ですから、歩きやすい靴(スニーカーやフラットシューズ)を選ぶことをオススメします。

4. 着崩していたり、汚れている服装(制服の場合は特に)

制服を着る場合、清潔感が大切です。
着崩れていたり、汚れている制服は、大学側に不衛生な印象を与えるだけでなく、他の参加者にも不快感を与えます。
制服を選ぶ場合は、シワがないようにしっかりと整え、汚れがある場合は、オープンキャンパスに参加する前にきちんと手入れをしておきましょう。

オープンキャンパスでの持ち物

オープンキャンパスに参加する際、事前に準備しておくべき持ち物があります。
特に、大学見学や説明会では、必要な情報を効率よく集めるためにも、持ち物を整えておくことが重要です。
ここでは、絶対に持っておくべき物と、あると便利な物を紹介します。

1. 絶対持ったほうがいい物

1. 受験案内やパンフレット

オープンキャンパスでは、大学のスタッフが受験情報や学部の説明会などを行います。
事前に大学の公式サイトでパンフレットや受験案内等の資料をダウンロードしておき、必ず持参しましょう。

2. 筆記用具・メモ帳(またはスマホのメモ機能)

大学の説明会や学部の紹介を聞いている際に、重要な情報をメモしておく為に、ペンとノート(またはメモ帳)は必ず持参しましょう。
疑問点や大学に関する気になるポイントをその場で書き留めておくと、後から振り返ることができます。

3. 身分証明書

一部のオープンキャンパスでは、身分証明書が必要な場合があります。
特に、事前に申し込むタイプのオープンキャンパスでは、受付時に学生証などの提示を求められることがあるので、念のため持参しておきましょう。

4. スマートフォン

スマートフォンは、大学の最新情報やキャンパスマップを確認したり、緊急連絡を取るために必要です。キャンパス内で迷ったり、説明会の時間に遅れそうな場合などにも役立ちます。
また、充電器やモバイルバッテリーも一緒に持っておくと安心です。

2. あると便利な物

1. 水筒や飲み物

オープンキャンパスでは、大学内を歩き回ることが多いため、喉が渇くこともあります。
特に、夏場や暑い日には水分補給の為に水筒やペットボトルを持参すると便利です。

2. バッグやリュック

大学見学の際は、両手が空いている方が便利です。
バッグやリュックを使うと、必要なものをサッと取り出しやすくなりますし、オープンキャンパス時に資料を受け取った時も便利です。

3. サングラスや帽子

夏場にオープンキャンパスに参加する場合、屋外での移動や見学が多くなるため、日差しを避けるためのサングラスや帽子があると便利です。
ただし、服装同様に過度に派手な物や、学生の身分にそぐわない高価すぎるものは避けましょう。

まとめ

オープンキャンパスは、大学の雰囲気を実際に感じる貴重な機会です。
服装は清潔感と快適さを重視し、過度にカジュアルな服装や露出の多い服装は避けましょう。
持ち物については、必要な情報をメモできる筆記用具や、大学案内を事前に準備することが大切です。また、スマートフォンや水分補給のための飲み物を持参することで、より快適に参加できます。
服装そのものが当日の合否に影響することはありませんが、「大学生になる年齢=法的には成人」であるという認識はしっかりと持ち、TPOをわきまえた自分らしい服装で、オープンキャンパスに参加しましょう。

この記事を企画・執筆・監修した人

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この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
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