高校受験生の持ち物リスト|当日必須のアイテムと忘れ物を防ぐ準備ポイント
公開日:2025年12月2日
更新日:2025年12月2日

高校受験当日に必要な持ち物を、学力試験・推薦入試別にわかりやすく整理しました。
受験票や筆記用具などの必需品から、防寒具・軽食・モバイルバッテリーなどの便利アイテムまで、忘れ物を防ぐためのチェックポイントと一緒にまとめました。
【まずはこれ】高校受験で絶対に必要な持ち物
高校受験の当日は、緊張や慌ただしさから忘れ物が起きやすい時です。特に必需品を欠いてしまうと、試験に支障が出てしまう場合もあります。
ここでは、どの受験生にも共通して必要となる基本の持ち物について、理由や注意点とともにポイントを整理していきます。
1. 受験票
受験票は、試験会場への入室や本人確認に使われる最重要アイテムです。
忘れてしまうと試験開始前に大きな混乱を招き、心の余裕を失ってしまいます。
カバンの外ポケットではなく、「常にここに入れておく場所」を決めておくと安心です。
前日の夜には、必ず実物を取り出して確認する習慣をつけておきましょう。
2. 筆記用具セット
鉛筆・シャーペン・消しゴム・予備芯などをまとめた筆記用具セットは、安心して試験に臨むために欠かせません。
特に、消しゴムは落とすと拾いづらいため、角が削れた小さいものより、少し大きめのもので使い慣れたものを用意しておくと扱いやすくなります。
また、学校によっては科目ごとに使用できる筆記具が細かく指定されている場合もあるため、事前に受験要項の確認も忘れないようにしましょう。
3. 時計
試験中に時間を把握できるかどうかは、落ち着いて解き進めるための大切なポイントです。
会場によっては時計が設置されていなかったり、受験生の席から見えにくかったりする場合があります。
腕時計はアラーム・通信機能付きのものは使用できないため、シンプルなアナログまたはデジタル時計を準備しておきましょう。
前日までに電池残量を確認し、念のため新しい電池に替えておくとより安心です。
4. 昼食・飲み物
昼食は、食べ慣れたものを選ぶと安心です。
緊張で食欲が落ちることもあるため、消化に負担の少ないメニューにしておくとよいでしょう。飲み物は常温のお茶などが無難で、糖分の多い飲料は眠気を誘う場合があります。
また、ニオイの強い食品は周囲の迷惑になる可能性があるため、避けると安心です。
5. 身分証明書・学生証
身分証明書は、受験票とセットで携帯しておくとトラブル防止になります。
提示を求められる学校もあるため、学生証は必ず確認しておきましょう。
まれに「写真が古い」「カードが破れている」などで使用できないケースもあるため、事前に状態をチェックしておくと安心です。
6. スリッパ・上履き(学校による)
受験会場によっては、校舎内でスリッパや上履きが必要な場合があります。
足音が響きにくく、滑りにくい底のものを選ぶと安全に使用できます。忘れやすいアイテムのひとつなので、前日チェックリストに必ず入れておき、袋にまとめてカバンへ入れておくと安心です。

【あると安心】受験生に人気の便利アイテム
必需品に加えて、受験生のあいだで「持っておいて良かった」という声が多いのが、こうした便利アイテムです。試験当日は予想外のトラブルが起きることもあるため、不安を少しでも減らしておく準備が大切です。
ここでは、実際の受験生がよく持参している追加アイテムを詳しく紹介します。
1. カイロ・羽織り
試験会場の温度は、自分で調整しにくいことがあります。
特に冬の受験では、手先の冷えが集中力の低下につながる場合があります。貼るカイロ・持つカイロの両方を用意しておくと安心です。また、教室は暖房が効いていても座る位置によって体感温度が変わるため、着脱しやすい羽織りものがあると温度調節がしやすく、落ち着いて試験に臨むのに役立ちます。
2. 軽食・ブドウ糖
長丁場の試験では、昼食時間以外でも体力や集中力が低下することがあります。
そんな時に便利なのが、素早くエネルギーを補給できる軽食です。おにぎりやバナナ、個包装のお菓子など、サッと食べやすいものが向いています。また、試験直前の不安感や疲労で頭がぼんやりする場合もあるため、ブドウ糖は“ここぞ”の場面で集中力を戻す助けになります。食べ慣れたものを用意しておくと安心です。
3. モバイルバッテリー
スマホの充電が切れると、保護者との連絡や帰りのルート確認ができなくなる場合があります。特に、ICカードのチャージ確認や緊急連絡が必要な時に備えて、満充電のモバイルバッテリーを持っておくと安心です。
また、受験当日は意外とスマホを使う場面が多く、寒さでバッテリーが消耗しやすい点にも注意しておきましょう。
4. 折りたたみ傘
突然の雨・雪に備えて、軽量の折りたたみ傘があると安心です。
濡れた状態で会場に着くと、体温が奪われたり、着替えが必要になったりして、気持ちが落ち着かなくなることがあります。
また、傘だけでなく簡易レインコートがあると手が塞がらず、移動がしやすく便利です。
5. 予備の筆記用具
万が一のトラブルに備え、予備のシャーペンや芯、消しゴムをポーチに入れておきましょう。
実際、模試や入試本番で「シャーペンの故障」や「芯が折れてしまった」といった事例はよくあります。
予備の筆記用具があるという“安心感”があるだけで、試験中の不安を減らす助けになります。
6. 現金
交通ICカードを使う予定でも、念のため現金を2,000〜3,000円ほど持っておくと安心です。
ICカードの残高不足や電車の遅延、急な買い物など、現金が必要になる場面もあります。
特に受験日は気持ちの余裕が大切です。小銭とお札を分けておくなど、すぐ取り出せるように準備しておくと安心です。

【入試形式別】学力試験と推薦入試で必要な持ち物
受験と一口に言っても、学力試験と推薦入試では当日の流れが大きく異なります。試験形式ごとに必要な持ち物を準備しておくと、当日の心の余裕がまったく違います。
ここでは、それぞれの入試で気をつけたいポイントと、実際に多くの受験生が持参しているアイテムを詳しくまとめました。
1. 学力試験向け:暗記カード/軽食/自作ノート
学力試験では、試験前の短い待ち時間の使い方が大切です。
多くの生徒が持参しているのは、暗記カードや自作のまとめノートです。
試験直前は新しい知識を詰め込むより、「自分が理解している内容を確認する」方が気持ちが落ち着きやすくなります。自分でまとめたノートは安心感につながり、集中力のスイッチにもなります。
また、長時間の試験ではエネルギー切れにより、実際に指導している生徒でも「後半に頭がぼーっとする」という相談がよくあります。
ブドウ糖入りのタブレットや小さな軽食を準備しておくと、集中力を保つ助けになります。
食べるタイミングに注意しつつ、休み時間に少し摂るだけでもパフォーマンスに差が出ます。
2. 推薦入試向け:メモ帳/下書きノート/面接用ハンカチ/推薦書類のコピー
推薦入試では、面接や作文など「表現」する場面が多く、学力試験とは異なる準備が必要です。
まず、待ち時間に志望理由や自己PRを整理できるメモ帳はとても役立ちます。
言いたいことを書き出しておくと、本番での言葉の詰まりを防ぐことができます。
作文がある学校では、構成を確認するための下書き用ノートを持参する受験生が少なくありません。普段から使い慣れているノートなら、落ち着いた状態で内容を整理できます。
また、面接前には身だしなみも大切です。制服や髪を整えるための面接用ハンカチを一枚持っておくと安心です。
面接の直前に「汗で手が滑る」「スカートが乱れている」などの小さな不安が解消され、精神面を落ち着かせる助けになります。
さらに、提出済みの推薦書類のコピーを持参しておくと、万が一のトラブル時に役立ちます。
面接官からの質問内容を事前に再確認できるため、想定外の質問に落ち着いて答えられるようになります。

【前日までの準備】忘れ物ゼロにするチェックポイント
高校受験の前日は、持ち物の確認だけでなく、当日の動きを具体的にイメージすることが大切です。特に、忘れ物は精神的な動揺につながりやすく、試験本番の集中力を削いでしまいます。
ここでは、前日のうちに終わらせておくと安心できる準備ポイントを整理しておきました。
1. 持ち物チェックリストの作成
前日にまず行いたいのは、持ち物のチェックリストを作ることです。
紙でもスマホでも構いませんが、当日の朝に慌てないためには、前夜の段階で「入れたかどうか」を見える化することが効果的です。
特に受験票や筆記用具など、忘れると取り返しがつかないものは二重チェックしておきましょう。
2. 交通ICと現金の準備
受験シーズンはバス・電車の遅延が起こりやすく、急にタクシーを使う場面もあります。
交通ICカードの残高不足に気づかず、改札で足止めされるケースも意外と多いものです。必ず前日に残高を確認し、念のため現金を少し多めに用意しておくと安心できます。
3. 持ち物の置き場所を一箇所にまとめる
必要なものは、前日のうちに一箇所にまとめて置いておくのがおすすめです。
カバンにすべて入れてしまう方法でも良いですが、万が一「入れたつもり」が起きると不安が残るため、机上やリビングの一角など“見える場所”に整えておくと確認がスムーズです。
朝に焦らず家を出る助けになります。
4. 防寒対策の確認
試験会場は暖房が効きすぎていたり、逆に寒すぎたりと、環境が一定ではありません。
前日のうちに天気予報を確認し、貼るカイロ・羽織りものなどの防寒グッズをまとめて確認しておくと安心です。
特に冬の受験では、冷えが集中力に影響するため、準備をしっかりしておくことが大切です。
5. 朝の動きをシミュレーションする
前日の夜のうちに、起床後から家を出るまでの流れをあらかじめイメージしておくと、当日余裕をもって行動できます。
「何時に起きる」「何を食べる」「どのタイミングで家を出る」など、細かく想像しておくことで、不安を減らす助けになります。
時間に余裕が生まれれば、気持ちを落ち着けて会場へ向かうことができます。

まとめ
高校受験の持ち物は、事前に準備することで当日の不安が大きく減り、余計な心配をせずに試験に集中できます。
必需品と便利アイテムを確実にそろえ、入試形式に合わせた準備まで整えておけば、落ち着いた気持ちで本番を迎えられます。また、前日にはチェックリストを使いながら最終確認を行い、安心して当日のスタートを切れるようにしておきましょう。
家庭教師のマスターでは、高校受験を控える中学生の学習サポートを行っています。ご興味のある方は、気軽にお問合せください。
もっと知りたい方はこちら
⇒【高校受験コース】について
家庭教師のマスターについて
家庭教師のマスターの特徴
平成12年の創立から、家庭教師のマスターは累計2万人以上の子供たちを指導してきました。その経験と実績から、
- 勉強大嫌いな子
- テストで平均点が取れない子
- 特定の苦手科目がある子
- 自宅学習のやり方、習慣が身についていない子
への指導や自宅学習の習慣づけには、特に自信があります!
家計に優しい料金体系や受験対策(特に高校受験)にもご好評いただいており、不登校のお子さんや発達障害のお子さんへの指導も行っています。
指導料金について
指導料:1コマ(30分)
- 中学生:900円/1コマ
- 小学1年生~4年生:800円/1コマ
- 小学5年生~6年生:850円/1コマ
- 高校生:1000円/1コマ
家庭教師マスターではリーズナブルな価格で高品質の家庭教師をご紹介しています。
2人同時指導の割引き|ペアレッスン
兄妹やお友達などと2人一緒に指導を受けるスタイルの「ペアレッスン」なら、1人分の料金とほぼ変わらない料金でお得に家庭教師の指導が受けられます!
※1人あたりの指導料が1コマ900円 → 1コマ500円に割引きされます!
教え方について
マンツーマンで教える家庭教師の強みを活かし、お子さん一人ひとりにピッタリ合ったオーダーメイドの学習プランで教えています。
「学校の授業や教科書の補習」「中間・期末テスト対策」「受験対策」「苦手科目の克服」など様々なケースに柔軟な対応が可能です。
指導科目について
英語・数学・国語・理科(物理・生物・化学)・社会(地理・歴史・公民)の5科目に対応しています。定期テスト対策、内申点対策、入試対策・推薦入試対策(面接・作文・小論文)など、苦手科目を中心に指導します。
コースのご紹介
家庭教師のマスターでは、お子さんに合わせたコースプランをご用意しています。
ご興味のある方は、下記をクリックして詳細を確認してみてください!
無料体験レッスン
私たち家庭教師のマスターについて、もっと詳しく知って頂くために「無料の体験レッスン」をやっています。
体験レッスンでは、お子さんと保護者さまご一緒で参加して頂き、私たちの普段の教え方をご自宅で体験して頂きます。
また、お子さんの学習方法や課題点について無料のコンサルティングをさせて頂き、今後の学習プランに活かせるアドバイスを提供します。
他の家庭教師会社や今通われている塾との比較検討先の1つとして気軽にご利用ください!
この記事に関連するコラム
-
高校受験はいつから間に合う?|始める時期と準備について
-
高校受験の勉強法とは?|科目別・時期別に詳しく解説!
-
高校受験に必要な勉強時間とは?|偏差値50〜70・時期・学年別に解説
-
高校受験の英語を点数アップするコツとは?|合格への必勝テクニック
-
高校入試の数学|中学生必見!よく出る分野とオススメ学習法を紹介!
-
【中学生必見】高校入試国語の出題傾向と対策|分野別勉強法と高得点のコツ
-
理科が苦手な中学生へ!効率的な勉強法と克服のコツを解説
-
高校受験「社会」の勉強法|得点源に変える傾向・攻略法を徹底解説!
-
高校受験の面接について|超カンタン!丸わかりガイド
-
高校受験でよく出る作文のテーマ10選|出題例と解説付き!
