教育支援センターとは?|支援内容・利用の流れ・費用までわかりやすく解説

公開日:2026年2月16日
更新日:2026年2月16日

教育支援センターとはどんな場所なのか、利用できる支援内容や対象、費用、利用の流れまでわかりやすくまとめました。
「学校に戻れるのか心配」「どこに相談すれば良いかわからない」という保護者の不安に寄り添い、学習支援や心のケア、出席扱いの仕組みまで丁寧に解説しています。

目次

教育支援センターとは?|学校とは違う“もう一つの学びと支援の場”

学校に行くことが難しい時、家庭だけでは子どもを支えきれない場合があります。
そんな場面で大きな力になるのが、教育委員会が設置する「教育支援センター(適応指導教室)」です。
ここでは、学校とは少し違う形で学びと心のケアを受けることができ、子どもが再び自分らしく過ごせるように支える取り組みが行われています。

1. 教育支援センター(適応指導教室)の目的と役割とは

教育支援センターの最大の目的は、「学校に戻りたい」という気持ちを育てる支援を行うことです。
ただ勉強を教える場所ではなく、心の負担を軽くしながら、学校生活に再び踏み出せるようにサポートする役割を担っています。

子どもが安心して過ごせる少人数の環境で、学び直し情緒の安定を目指すことができる点が特徴です。
また、子どもの状態に合わせて無理のないペースで取り組むため、「学校へ行かなくては」という焦りを和らげ、ゆっくりと力を回復できる場でもあります。

参照:文部科学省「教育支援センター整備指針(試案)」

2. どのような子どもが利用対象になるのか

教育支援センターは、主に不登校の状態が続いている子どもを対象としています。
学校へ行きたい気持ちはあっても不安が強い、教室に入るのが難しい、人間関係で疲れてしまったなど、理由は一人ひとり異なります。

また、完全に学校に行けない状況だけでなく、「午前中だけ」「特定の曜日だけ」登校が難しいケースでも利用できる場合があります。
家庭だけでは対応が難しい時に、子どもが安心して過ごせる“第三の居場所”として活用できる点が大きなメリットです。

3. 全国の設置状況と自治体ごとの運営の違い

教育支援センターは全国の多くの自治体に設置されており、公的な支援として広く利用できる環境が整っています。
ただし、運営方法・支援内容・通所の仕組みは自治体によって異なります。
例えば、常勤スタッフの専門性や、学習支援のカリキュラム、体験活動の頻度などは自治体ごとにバラつきがあります。
また、利用開始の手続きや面談の方法、送迎の有無といった細かな運用も地域差が出やすい部分です。

そのため、自治体の教育委員会や在籍学校と相談しながら、地域ごとのルールを確認することがとても大切になります。

4. フリースクールとの違い|公的支援としての位置づけ

教育支援センターとフリースクールは、見た目が似ていても目的や運営が大きく異なります。
最大の違いは、教育支援センターが自治体が運営する公的な支援機関であるのに対し、フリースクールは民間が運営する学びの場であることです。

教育支援センターでは、学校や教育委員会と連携しながら復学に向けた支援を受けられる点が特徴です。一方、フリースクールは子どもの興味や個性に合わせた柔軟な活動ができる場所で、必ずしも学校復帰を目的にしているわけではありません。

どちらが良いというより、子どもの状態に応じて選ぶことが大切です。まずは教育支援センターを利用し、必要に応じてフリースクールと併用するケースもあります。

フリースクールについてもっと知りたい方はこちら
「フリースクールの5つのタイプと子どもに合った選び方」

5. 出席扱いの仕組み|通所がどのように評価されるのか

教育支援センターを利用する多くのご家庭が気になるのが、「出席扱いになるのか」という点です。
結論から言うと、教育支援センターに通うことで学校の出席扱いとされるケースがありますが、これは在籍学校の校長の判断と自治体の基準によって決められます。

出席扱いになるためには、

・在籍校との連携
・教育支援センターでの学習状況
・通所の記録

などが確認され、学校教育法施行規則にもとづき判断されます。

ただし、自治体ごとに判断基準が異なるため、最初の段階で学校や教育委員会に相談し、自分の地域での扱いを正確に把握しておくことが重要です。

参照:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」

教育支援センターを利用するメリット|利用しない場合との違い

教育支援センターは、ただ「学校に行けない子が通う場所」というわけではありません。ここでの支援は、子どもの学習・生活・心の安定を総合的に整えるもので、利用するかどうかでお子さんの状況が大きく変わることがあります。
ここでは、教育支援センターを利用する具体的なメリットと、利用しない場合との違いを分かりやすく解説します。

1. 学習面・生活面の遅れを最小限に抑えられる理由

学校に長期間通えない状態が続くと、どうしても「学習の遅れ」や「生活リズムの乱れ」が目立ちやすくなります。
教育支援センターでは、子どものペースに合わせた個別の学習支援を行うため、無理なく基礎から学び直すことができます。

また、少人数で落ち着いた環境のため、集中しやすい学習環境が整っている点も大きなメリットです。生活面でも、決まった曜日に通うことで、自然と起床・登校のリズムが整いやすくなります。
利用しない場合、どうしても生活のサイクルが乱れたままになりやすく、学習の遅れが積み重なりやすいという違いがあります。

昼夜逆転についてもっと知りたい方はこちら
「不登校で昼夜逆転…親はどう向き合う?原因・対応法・相談先を解説」

2. 安心できる“第三の居場所”が子どもの再スタートを支える

学校に行けない日が続くと、家庭だけでは子どもの気持ちのケアが追いつかなくなることがあります。
教育支援センターは、家庭でも学校でもない“第三の居場所”として、子どもが安心して過ごせる環境づくりを大切にしています。

ここには、同じような悩みを抱える子どもたちが通うケースも多く、「自分だけが特別ではない」という安心感を持てることが大きな支えになります。
また、スタッフが子どもの不安や緊張を理解しながら関わるため、学校に比べて心理面の負担が少なく、心の回復につながりやすい点も特徴です。
利用しない場合、孤立感が強まり、家の中で気持ちを抱え込んでしまう子も少なくありません。

3. 学校復帰がしやすくなる仕組みとは

教育支援センターは、「学校に戻りたい」という気持ちを育てる場所として設計されています。
通所の様子は在籍学校とも共有され、担任や支援スタッフと連携しながら、少しずつ復帰へのステップを踏んでいきます。

例えば、

・教室に入る前に短時間だけ学校で過ごす
・保健室登校や別室登校への移行
・登校時間を徐々に伸ばす

など、一人ひとりに合わせた復帰プランが組まれます。

教育支援センターは、学校と連携しながら段階的に復学をサポートする仕組みが整っているため、いきなり学校に戻るよりずっと負担が軽くなります。
利用しない場合、「完全に元気になるまで学校に戻れない」という状態になりがちで、復帰のタイミングがつかみにくくなることがあります。

保健室登校についてもっと知りたい方はこちら
「保健室登校とは?|不登校から教室復帰するまでの流れを解説」

4. 利用をためらうご家庭が誤解しがちなポイント

教育支援センターについては、まだ認知が十分でないため、誤解が生まれやすい部分があります。
よく聞かれるのは「利用すると学校に戻れなくなるのでは?」という不安ですが、実際はその逆で、復学を後押しするための公的支援として位置づけられています。

また、「不登校だと決めつけられそう」という心配を持つ保護者もいますが、センターでは子どもの状況を尊重し、無理に登校を促すことはありません。子ども自身の気持ちに寄り添いながら、学校や家庭と協力して支援を進めます。

誤解を放置したままだと、必要な支援を受けられないまま時間だけが過ぎてしまいます。教育支援センターを利用することで得られるメリットは大きく、早めに相談することで子どもの回復のきっかけが見つかりやすくなります。

教育支援センターで受けられる支援|5つの主要サポート

教育支援センターでは、学習だけでなく、心の状態・生活習慣・社会性など、子どもを総合的に支える支援が行われます。学校とは違う環境だからこそ、子どもの“今の状態”に合わせたサポートができる点が大きな特徴です。
ここでは、代表的な5つの支援について詳しく紹介します。

1. 学習支援|学び直しと復学の土台づくり

教育支援センターの学習支援は、学校の授業をそのまま進めるのではなく、「子どものペースに合わせる」ことを最優先にしています。
学習のつまずきがある場合は、無理に学年内容を進めるのではなく、必要に応じて基礎の復習から取り組める点が大きな魅力です。

また、少人数で落ち着いた環境のため、質問しやすく、自分の理解度に合った学び方がしやすくなります。これにより「できた」という手応えが積み重なり、学校に戻るための自信を育てる土台が整っていきます。

2. 心理的サポート|不安や緊張をほぐす心のケア

学校に行けない日が長くなると、子どもの心には不安や緊張が積み重なりがちです。
教育支援センターでは、スタッフが子どもの気持ちに寄り添い、安心して話せる関係づくりを大切にしています。

センターによっては、専門のカウンセラーやスクールカウンセラーが関わることもあり、情緒の安定に向けた細やかな支援が行われます。
「学校に行かなきゃ」と焦る気持ちを和らげるだけでなく、「自分のペースで大丈夫」という安心感を取り戻すことができる点が大きなメリットです。

不登校カウンセラーの役割についてもっと知りたい方はこちら
「不登校カウンセラーの役割とは?|利用方法やメリットを解説します」

3. 生活リズムの立て直し|“できた”を積み重ねる支援

不登校の状態が続くと、起床時間がバラバラになったり、昼夜逆転が起こったりと、生活リズムの乱れが目立つようになります。
教育支援センターでは、決まった曜日や時間に通う習慣を作ることで、自然と生活サイクルが整うように支援しています。

また、通所そのものが子どもにとっての“小さな成功体験”になります。
「今日は行けた」「短時間だけど過ごせた」という経験を積むことが、心の安定や自己肯定感の回復につながり、学校復帰の準備になるのです。

4. 社会性を育てる体験活動|人との関わりを取り戻す

教育支援センターでは、学習だけでなく、社会性を育むための体験活動も行われます。
活動内容は自治体によって異なりますが、工作・運動・調理・外出活動など、子どもが無理なく参加できるものが中心です。

こうした活動は、人との関わりに不安がある子にとって、“ちょうど良い距離感”を保ちながら他者と交流できる貴重な機会になります。
「話さなくてもそこに居られる」「興味のある活動なら参加できる」など、無理のない形で社会性を取り戻すステップを踏むことができます。

5. 家庭・学校との連携|子どもをチームで支える体制

教育支援センターの強みは、家庭と学校の間に立ち、「チームで子どもを支える」仕組みが整っていることです。
センターと在籍学校は、子どもの学習状況や気持ちの変化を共有しながら、少しずつ復学に向けた道筋を作っていきます。

家庭との面談を通じて、保護者が抱える不安を聞き取りながら、家庭での関わり方について助言をもらえることも大きなメリットです。
この三者が連携することで、子どもが安心して次のステップを踏む準備が整っていくのです。

利用の流れ|相談から復学までのステップを解説

教育支援センターの利用は、特別な手続きが必要なわけではなく、保護者が動き出せば比較的スムーズに進められます。ただ、自治体によって流れが少し異なるため、全体像を知っておくことで不安が減り、次の一歩を踏み出しやすくなります。
ここでは、多くの地域で共通している利用の流れをステップごとにわかりやすく解説します。

ステップ1:教育委員会・学校への相談

最初のステップは、在籍している学校や教育委員会に「利用したい」という意向を伝えることから始まります。
担任や生徒指導の先生に相談すれば、センターの仕組みや利用手続きについて案内してもらえることがほとんどです。

この段階で、子どもの状態や家庭で感じている不安を共有しておくと、学校側とセンター側のサポートがよりスムーズになります。相談すること自体に特別な資格や条件はなく、「まず話を聞いてみたい」という段階でも問題ありません。

ステップ2:面談・アセスメントで利用計画を立てる

利用に進む場合、保護者・子ども・センタースタッフによる面談(アセスメント)が行われます。
ここでは、子どもの今の体調、学習状況、学校への気持ちなどを丁寧にヒアリングし、無理のない利用計画を作ることが目的です。

面談はあくまで“子どもを知るための時間”であり、決して責められたり評価されたりするものではありません。
「どんなペースなら通えそうか」「どの活動なら参加できそうか」など、子ども本人の気持ちを尊重しながら方針が決められます。

ステップ3:通所開始|週何回行く?どんな過ごし方?

通所が始まったら、まずは子どもにとって負担の少ないペースで週1〜2回程度からスタートするケースが多いです。
体調や気持ちが安定してきたら、徐々に日数を増やすなど、無理のないステップアップができるよう調整されます。

過ごし方は、

・学習の時間
・休憩
・個別支援
・体験活動

など、自治体ごとのプログラムに沿って進められます。
大切なのは、子どもが「ここなら安心していられる」と感じられることです。その土台ができることで、復学への足場が整っていきます。

ステップ4:在籍学校との連携|出席扱いの取り扱いについて

教育支援センターの通所が、学校の出席扱いになるかどうかは、多くのご家庭が気にする重要なポイントです。
出席扱いとなるかどうかは、在籍校の校長判断と自治体の運用基準によって決められます。

一般的には、

・センターでの学習や活動が一定の基準を満たしているか
・通所記録が確実に残されているか
・学校との連携が取れているか

などが確認されます。

学校とセンターは子どもの様子を共有し、復学への段階づくりも一緒に進めます。つまり、センターを利用することで、家庭だけでは難しい学校との橋渡しが自然と行われる仕組みになっています。

参照:文部科学省「不登校への対応について」

ステップ5:復学までの流れと必要な期間

復学までの期間は子どもによって大きく異なります。
短期間で戻る子もいれば、数か月〜1年以上かけてゆっくり進むケースもあります。大切なのは、子どもの気持ちや体調を最優先にし、焦らず段階を踏むことです。

復学の一般的なステップは、

・短時間の登校(保健室や別室からスタート)
・特定の授業だけ参加
・午前だけ登校
・フルタイムの登校

といったように、少しずつ負担を増やす形で進められます。

教育支援センターでは、スタッフと学校が連携し、子どもが「行ってみようかな」と思えるタイミングを大切にしながら、復学を後押ししていきます。完全に元のリズムに戻るまでには時間がかかることもありますが、センターを利用することで、回復の道筋がより明確に整えられるのが大きな強みです。

保健室登校についてもっと知りたい方はこちら
「保健室登校とは?|不登校から教室復帰するまでの流れを解説」

費用や利用条件|知っておきたい基礎知識

教育支援センターは公的な支援機関であり、費用面の負担が少ないことが大きな特徴です。
ただし、自治体によって細かなルールや運用が異なるため、「無料なのか」「どこまでが自己負担なのか」など、知っておきたいポイントがいくつかあります。
ここでは利用前に知っておくべき費用や条件について整理して解説します。

1. 教育支援センターの費用は無料?自治体ごとの違い

教育支援センターの利用料は、多くの自治体で基本的に無料です。
これは、センターが自治体の教育委員会によって運営されている公的な支援であり、子どもの復学と学習支援を目的としているためです。

ただし、自治体によっては、

・活動内容によるわずかな実費負担
・民間講師による特別プログラムの一部負担

などが発生する場合があります。

「無料だから質が低い」ということはなく、むしろ公的支援ならではの安定したサービスが受けられるのが特徴です。利用前に、自治体の案内や在籍校に確認しておくと安心です。

2. 教材費・交通費など実費で必要になる可能性があるもの

利用料そのものは無料でも、通所に伴うその他の費用が発生する可能性があります。
代表的なものは次のとおりです。

教材費

センターで使用するワークやプリント教材が無料の自治体もありますが、必要に応じて市販教材を購入することもあります。

交通費

スクールバスや送迎がある自治体もありますが、多くの場合は自宅からの交通費は自己負担になります。

体験活動の材料費

調理実習や工作活動などの際に、材料費のみ実費になることがあります。

いずれも大きな金額ではありませんが、自治体によって扱いが異なるため、「どこまでが無料で、どこからが実費なのか」を事前に確認しておくと安心です。

3. 利用期間・年齢・利用回数のルールについて

教育支援センターには、学校教育法にもとづいた一定の利用条件がありますが、実際の運用は自治体によって幅があります。

利用期間

数か月から1年以上など、子どもの状態に応じて柔軟に設定されます。
明確な上限を設けていない自治体も多く、無理なく続けられる範囲で利用できます。

年齢

主に小・中学生が中心ですが、高校生に対応している自治体もあります。

利用回数・頻度

週1〜2回から始め、慣れてきたら回数を増やすなど、子どもの体調・気持ちに合わせて調整されます。

重要なのは、利用条件が「一律で決まっているわけではない」という点です。自治体の方針と子どもの状況を踏まえて、個別に柔軟なプランが立てられる場合が多いため、不安に思いすぎる必要はありません。

保護者が感じやすい不安とよくある疑問Q&A

教育支援センターに興味はあるものの、「本当にうちの子に合うのだろうか」「行かせても大丈夫?」という不安は多くの保護者が抱くものです。
ここでは、特に質問の多い疑問を取り上げ、利用前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

1. 週にどれくらい通う?毎日行かなくても大丈夫?

教育支援センターへの通所は、週1〜2回の少ない回数から始めるケースが多く、毎日通う必要はありません。
子どもの心身の状態を見ながら、「通える範囲」でゆっくり慣れていくことが前提になっています。
体調や気持ちが安定してきたら、週3回・週4回へと段階的に増やすこともできますし、逆に、疲れがある時や不安が強い時には、回数を減らすなど柔軟な調整が可能です。

大切なのは、「通えた日」が子どもの小さな成功体験となり、次の一歩につながることです。量よりも、その子に合ったペースが何より重要です。

2. 人間関係が不安な子でも利用できる?

教育支援センターは、学校よりも少人数で落ち着いた環境のため、人間関係に不安がある子ほど利用しやすい場所です。
無理にグループ活動に参加させるのではなく、まずは静かなスペースで過ごし、「その場にいられること」から始められます。

スタッフも子どもの緊張や不安に理解があり、「話したくない日は話さなくて大丈夫」「活動を見ているだけでもOK」といった柔軟な対応ができます。

学校のような大きな集団では疲れてしまう子にとって、教育支援センターは適度な距離感で人と関われる場としてとても効果的です。

3. 利用を嫌がる子どもへの最初の一歩のサポート法

「行ってみよう」と誘っても、子どもが強い拒否感を示すことは珍しくありません。
その場合は、いきなり通うことを目標にせず、まずはハードルを下げた関わりが大切です。

例えば、

・センターのパンフレットを一緒に見る
・保護者だけが見学に行き、雰囲気を写真で伝える
・子どもが落ち着いている時間に短い説明をする

などの“準備段階”を踏むだけでも安心感が生まれます。

また、「一度行けば必ず継続しなければならない」という場所ではありません。「合わなければやめられる」という選択肢を伝えるだけでも、子どもの気持ちが軽くなることがあります。

4. 通えば必ず復学できる?自治体ごとの違いと現実

教育支援センターは復学を支援する場所ですが、通えば必ず復学できるわけではありません。
復学のタイミングは、子どもの気持ち・体調・学校側の配慮など、さまざまな要素によって大きく変わります。

また、支援内容や方針には自治体ごとの違いもあります。
復学を強く後押しする自治体もあれば、まずは生活リズムの回復を優先する地域もあります。

大切なのは、復学だけをゴールとせず、「子どもが安心して過ごせる状態」「自己肯定感が戻っているか」を丁寧に確認しながら進めることです。
教育支援センターはそのための“つなぎの場”として最大限の役割を果たしてくれます。

5. フリースクールと併用することは可能?

結論として、併用は可能なケースが多いです。
教育支援センターとフリースクールは役割が異なるため、「勉強は教育支援センター」「興味活動や交流はフリースクール」など、子どもの状態に合わせて使い分けるご家庭もあります。

ただし、出席扱いについては「どちらをどう利用しているか」で扱いが変わることがあります。
併用を考える場合は、在籍学校とセンターに必ず確認することが大切です。

フリースクールの自由な雰囲気と、教育支援センターの公的サポートは相性が良いため、子どもの負担が少なく、選択肢が広がるメリットがあります。

フリースクールでかかる費用についてもっと知りたい方はこちら
「フリースクールでかかる費用の相場は?|学校のタイプ別に解説」

まとめ

教育支援センターは、学校に行きづらい時期の子どもを支えるための公的な学びとケアの場です。
学習の遅れや生活リズムの乱れを整えながら、安心できる環境で気持ちを立て直すことで、復学への一歩が踏み出しやすくなります。自治体ごとの違いはありますが、家庭と学校をつなぐ存在として大きな役割を果たす場所です。
利用を迷う時こそ、一度相談してみることで、新しい選択肢や可能性が見えてくるはずです。

家庭教師のマスターでは、不登校のお子さんに向けた学習サポートを行っています。ご興味のある方は、気軽にお問合せください。

もっと知りたい方はこちら
【不登校コース】について

この記事を企画・執筆・監修した人

家庭教師のマスター教務部

この記事は、家庭教師のマスターを運営している株式会社マスターシップスの「家庭教師のマスター教務部」が企画・執筆・監修した記事です。家庭教師のマスター教務部は、教育関連で10年以上の業務経験を持つスタッフで編成されています。
家庭教師のマスターでは、家庭教師・受験・不登校・発達障害・学習方法・学校情報・教育・子育てをテーマに、お役に立ち情報を発信しています。

家庭教師のマスターについて

家庭教師のマスターの特徴

平成12年の創立から、家庭教師のマスターは累計2万人以上の子供たちを指導してきました。その経験と実績から、

  • 勉強大嫌いな子
  • テストで平均点が取れない子
  • 特定の苦手科目がある子
  • 自宅学習のやり方、習慣が身についていない子

への指導や自宅学習の習慣づけには、特に自信があります!

家計に優しい料金体系や受験対策(特に高校受験)にもご好評いただいており、不登校のお子さんや発達障害のお子さんへの指導も行っています。

もっと知りたい方はこちら

指導料金について

指導料:1コマ(30分)

  • 中学生:900円/1コマ
  • 小学1年生~4年生:800円/1コマ
  • 小学5年生~6年生:850円/1コマ
  • 高校生:1000円/1コマ

家庭教師マスターではリーズナブルな価格で高品質の家庭教師をご紹介しています。

2人同時指導の割引き|ペアレッスン

兄妹やお友達などと2人一緒に指導を受けるスタイルの「ペアレッスン」なら、1人分の料金とほぼ変わらない料金でお得に家庭教師の指導が受けられます!

※1人あたりの指導料が1コマ900円 → 1コマ500円に割引きされます!

もっと知りたい方はこちら

教え方について

マンツーマンで教える家庭教師の強みを活かし、お子さん一人ひとりにピッタリ合ったオーダーメイドの学習プランで教えています。
「学校の授業や教科書の補習」「中間・期末テスト対策」「受験対策」「苦手科目の克服」など様々なケースに柔軟な対応が可能です。

指導科目について

英語・数学・国語・理科(物理・生物・化学)・社会(地理・歴史・公民)の5科目に対応しています。定期テスト対策、内申点対策、入試対策・推薦入試対策(面接・作文・小論文)など、苦手科目を中心に指導します。

コースのご紹介

家庭教師のマスターでは、お子さんに合わせたコースプランをご用意しています。
ご興味のある方は、下記をクリックして詳細を確認してみてください!

無料体験レッスン

私たち家庭教師のマスターについて、もっと詳しく知って頂くために「無料の体験レッスン」をやっています。
体験レッスンでは、お子さんと保護者さまご一緒で参加して頂き、私たちの普段の教え方をご自宅で体験して頂きます。
また、お子さんの学習方法や課題点について無料のコンサルティングをさせて頂き、今後の学習プランに活かせるアドバイスを提供します。
他の家庭教師会社や今通われている塾との比較検討先の1つとして気軽にご利用ください!

\ 無料体験レッスン申込みはこちらから! /