大学受験生必見!共通テスト持ち物リスト

公開日:2025年12月11日
更新日:2025年12月11日

「何を持っていくべき?」共通テストの持ち物に関する不安はここで解消!受験票などの必須アイテム、あると役立つ便利な物、事前にやっておくべきことや前日の過ごし方を解説していきます。完璧なチェックリストを活用し、自信を持って本番に臨み、合格を掴み取りましょう!

【必携品】共通テスト当日に絶対必要な持ち物

共通テスト当日は、忘れ物ひとつで焦ってしまう受験生も少なくありません。
特に「受験票」や「筆記用具」などは、どれか一つでも欠けると試験が受けられないこともあります。
ここでは、必ず持っていくべき基本アイテムを一つずつ確認しておきましょう。

1. 受験票・写真付き身分証明書

最も重要なのが受験票です。
これがないと試験会場に入れないため、前日夜に必ず確認しましょう。
また、本人確認のために写真付き身分証明書(学生証・マイナンバーカードなど)も必要です。
受験票は折れたり汚れたりしないように透明ファイルに入れて保管しておくと安心です。
もし当日忘れてしまった場合は、試験本部で仮の受験票を発行してもらえるケースもありますが、手続きに時間がかかるため注意が必要です。

2. 黒鉛筆・消しゴム

共通テストでは、H・F・HBの黒鉛筆しか使用できず、シャープペンシルはメモや計算に使用する場合のみ可能とされています。
最低でも3〜5本の鉛筆を用意し、芯が折れてもすぐに取り替えられるよう準備しておくと良いでしょう。
消しゴムは2個以上持っておくと、落としても慌てずに対応できます。
新品の消しゴムは滑りやすいため、一度軽く使って慣らしておくと扱いやすくなります。

参照:独立行政法人大学入試センター「令和8年度受験案内」

3. 時計

試験会場に時計がある場合もありますが、受験者の席から見えにくいこともあるため、自分でアナログ式の腕時計を持参することが推奨されます。
スマートウォッチや電子音の出る時計は試験規定で使用禁止となっている場合があるため注意しましょう。
電池切れやアラーム機能のオフ設定は、前日に必ず確認しておきましょう。
試験中に時間を確認できることで、落ち着いて集中しやすくなります。

4. 軽食・飲み物

昼休みや休憩時間に備え、軽めのおにぎり・パン・エネルギーバーなどを用意しておくと良いでしょう。
においの強い食べ物や汁物は避け、短時間で食べやすいものを選ぶのがポイントです。
また、飲み物は常温の水やお茶がおすすめです。糖分の多いジュースや炭酸飲料は、場合によっては眠気や集中力の低下につながることがあります。
試験会場によっては飲食の場所が限られることもあるため、会場ルールを事前に確認しておくことも大切です。

【あると便利な物】快適に受験するためのプラスα

共通テストは長時間にわたるため、試験内容以外の「環境」も集中力に大きく影響します。
少しの準備で快適さや安心感が格段に上がるため、持ち物の中でも「あると便利な物」をしっかりチェックしておきましょう。

1. 防寒具・雨具・日傘

試験当日は、会場によって暖房や冷暖房の効き具合が異なる場合があります。
寒さ対策として、ひざ掛け・カイロ・マフラーなどを持参すると良いでしょう。
また、天候が変わりやすい1月は、折りたたみ傘やレインコートも準備しておくと安心です。
晴れている場合でも、雪の反射や強い日差し対策として日傘があると便利です。
衣服で体温を調整できるようにしておくと、本番中も落ち着いて過ごせます。

2. マスク・ハンカチ・ティッシュ

風邪や感染症が流行る時期なので、替えのマスクを数枚持っておくと安心です。
試験会場では、咳やくしゃみを気にして集中できなくなるケースもあるため、衛生面の準備も重要です。
また、ハンカチやティッシュは手洗い後や食事時、万が一の汚れ対策にも役立ちます。
「忘れてもなんとかなる」と思いがちですが、小さな不便が大きなストレスにつながることもあるため、事前に準備しておくことが大切です。

3. 鉛筆削り

意外と忘れがちなのが携帯用の鉛筆削りです。
鉛筆が折れてしまったときに慌てず対応できるよう、キャップ付きのコンパクトタイプを準備しておくと安心です。
試験の合間に軽く削っておくことで、書きやすさをキープし、マークミスを防ぐことにもつながります。
ただし、音の出るタイプは周囲の迷惑になる場合があるため、静音タイプを選びましょう。

4. 目薬・リップクリーム

暖房の効いた教室では乾燥が気になる為、刺激の少ない目薬を持参しておくと、目が乾いて集中しにくくなることを防げます。
また、唇の乾燥やひび割れが気になる人は、無香料タイプのリップクリームを持参すると良いでしょう。
これらのアイテムは試験時間中に使えない場合もあるため、休憩時間にすぐ使えるようポーチに入れて準備しておくと安心です。

5. 使い慣れた参考書・自作のまとめノート

試験直前は、新しい教材よりも使い慣れたノートを持参すると落ち着いて過ごせます。
見慣れたページを見返すことで、安心感や自信につながることがあります。
また、「朝確認した内容が試験に出た」という声も多く、最終確認用の一冊を決めておくと、効率よく復習できます。
分厚い教材ではなく、自分がまとめた要点ノートなど、手軽に復習できるものを選ぶと良いでしょう。

6. 体温調節の可能な服装

冬の試験では、外と室内の温度差が大きくなることがあります。
脱ぎ着しやすいカーディガン・ベスト・薄手のダウンなどを重ねるスタイルが最適です。
一枚脱ぐだけで快適に過ごせるよう、重ね着で調整できる服装を選ぶと良いでしょう。
また、会場によっては椅子の素材が冷たいこともあるため、小さめの座布団やひざ掛けを用意しておくと、さらに快適に過ごせます。

【事前にやっておくべきこと・前日の過ごし方】準備と心構え

共通テスト本番は、緊張や環境の変化によって実力を出し切れないケースも少なくありません。
だからこそ、前日までにしっかりとした準備を整えておくことが、当日の落ち着きと集中につながります。
ここでは、前日までに確認しておくべきポイントを具体的に紹介します。

1. 受験会場の下見・ルート確認

初めて行く会場の場合、事前のルート確認が非常に重要です。
Googleマップなどで経路を調べるだけでなく、実際に現地を下見しておくとより安心でしょう。
特に冬の試験当日は雪や遅延などのトラブルも想定されるため、代替ルート(別の電車・バス)も把握しておきましょう。
また、会場の入り口やトイレの場所、昼食をとるスペースなども確認しておくと、当日の行動がスムーズになります。
下見の際は「試験開始時間に合わせた到着シミュレーション」をしておくこともおすすめです。

2. 睡眠・食事の調整

前日は「早く寝なきゃ」と焦ってしまい、逆に眠れなくなる受験生も多いものです。
無理に寝ようとするよりも、いつも通りの時間に布団に入ると良いでしょう。
夕食は消化の良い温かい和食やスープなどを中心にし、揚げ物や刺激物は避けるのが無難でしょう。
また、当日の朝に急激に血糖値が下がるのを防ぐため、前日の夜食に軽くおにぎりやバナナを摂るのもおすすめです。
体調を整えるために、「睡眠・食事・入浴」のリズムを前々日から安定させておくことも効果的です。

3. 試験当日のスケジュール確認

前日のうちに、試験時間・休憩時間・昼食時間などをすべて確認しておきましょう。
スマホのメモや紙に「タイムテーブル」を書き出しておくと、当日の行動がスムーズになります。
集合時間より30分早く到着する計画を立て、服装・持ち物・交通手段を含めて、朝起きてから出発までの流れを一度シミュレーションしておくと安心でしょう。
最後に、受験票や筆記用具、時計などの必須アイテムは前日に枕元にそろえておくと安心です。

【持ち物チェックリスト】当日忘れ物防止の最終確認

まとめ

共通テスト本番で実力を発揮するためには、持ち物や準備を万全に整えておくことが何よりの安心につながります。
前日までに必要な物を確認し、落ち着いた気持ちで当日を迎えることができれば、いつも通りの力をしっかり出せるはずです。準備を整え、自信を持って試験に臨みましょう。

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