東京都の高校受験について

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高校合格への道 〜東京都編〜

東京都立高校の入試は推薦入試一般入試の2回の選抜機会があります。選抜試験は普通科では募集定員が男女別に決められていますが、専門学科、総合学科、普通科のコース制・単位制は男女合同の選抜となっています。

平成30年度入試日程

【推薦入試】
入学願書受付日:1月23日(火)
実施日:1月26日(金)・27日(土)
合格発表日:2月1日(木)
【一般入試】
[第一次募集]
入学願書受付日:2月6日(火)・7日(水)
実施日:2月23日(金)
合格発表日:3月1日(木)
[第二次募集]
入学願書受付日:3月6日(火)
実施日:3月9日(金)
合格発表日:3月15日(木)

【推薦入試】

都立高校の推薦入試は、いわゆる学力テストがありません。
調査書と個人面接、そして集団討論によって選抜を行う高校が多いです。
12月中に学校の先生に推薦入試を希望する意思を伝えます。
平成29年度の全日制全体の推薦入試の倍率は3.03倍で、昨年同様3倍を超える非常に高倍率の競争であったと言えます。

どうやって合格者を決めているの?
すべての受検生が調査書、集団討論、個人面接を行い、 それにプラスして小論文・作文、実技検査、 その他高校が設定する検査の3つの中から各高校が1つ以上を選択して実施します。 多くの都立高校では小論文か作文のどちらかひとつを実施しています。 ただし、集団討論は一部実施しない学校もあります。
下記の【A. 必須】の3つと【B.選択】の1つ以上の要素を点数化し、 合計得点の高い順に合格者が決定されます。 各項目の配点の比率は高校ごとに異なりますが、 大まかな傾向として、偏差値の高い高校になるほど 調査書以外の項目が合否の決め手になるようです。
各高校の詳しい検査内容や検査方法は9月中旬以降に発表されますので、高校のHPや説明会、都教委のHPなどでチェックしましょう。
-推薦入試の検査内容-

「A 必須」の3項目すべてと、「B 選択」の3つの中から1つ以上選んで検査を実施します。※集団討論は一部実施しない学校もあります
<必須検査のポイント>
○調査書
多くの学校で面接より調査書を重視していますので、調査書点の確保が非常に大切です。 3年生の12月に出る9教科の評定(いわゆる内申の5段階評価)か観点別評価(A,B,Cの3段階評価)のどちらかを点数化します。どちらで点数化するかは各高校が判断して事前に公表しますが、9割以上の高校が評定を用います。評定を用いる場合は、9教科×5段階評価の45点満点で評価します。
○個人面接
面接自体は推薦入試を行うすべての高校で実施されていましたが、平成25年度より面接の形態が個人面接で統一されました。面接の際は事前に自己PRカードを記入します。自己PRカードには「入学を希望する理由」と「中学校生活の中で得たこと」などを記入します。これ自体は点数化されませんが、面接資料として用いられます。
○集団討論
受検生5〜6人に対し面接官1〜3人で行います。形式は学校によって様々ですが、試験官の進行のもと与えられたテーマについて、受検者間でディスカッションを行うところが多かった模様です。個人面接と集団討論は同一の面接官で実施され、思考力やコミュニケーション能力を主に見ています。
○小論文・作文・学校独自の検査
推薦入試を実施するすべての高校において、これらの検査項目の中から一つを選んで行われています。多くの都立高校では小論文か作文のどちらかひとつを実施しています。

【一般入試】

都立高校の一般入試では、学力検査の得点と、調査書点の2つを総合した成績で選抜を行います。
平成27年度までは学力検査と調査書の配点比率は7:3、6:4、5:5、4:6の割合の中から高校ごとに定めていましたが、平成28年度から原則すべての学校が7:3の比重となりました。
つまり、調査書点よりも学力検査の得点の方が合格に大きくかかわってきます。
しかし、調査書点も3割を占めているため、手を抜くことは出来ないポイントです。
入試問題は教科書の内容から出題されるので、基礎基本の理解が大切です。
また、過去問を解いて出題の傾向やパターンをつかんでおくことも大事なことです。
※ 一部の学校では、学力検査・調査書に加え、高校独自の検査(面接・小論文・作文、実技検査など)を課すところもあります。これらも点数化され、総合成績に加えられます。

TOPICS【グループ作成問題の見直し】
グループ作成問題の見直し、進学重点校グループは従来の自校作成問題に戻る。
平成26年入試より、進学重点校、進学重視型単位制高校、併設型中高一貫校の3 グループ計1 5 校では、入試問題のグループ 共同制作が行われてきましたが、効果が期待された「中学生の志望校の選択拡大」に寄与していないことから制度の見直しにな りました。平成3 0 年入試より、進学重点校グループ及び進学重視型単位制高校グループは従来の自校作成の形に戻ります。
どうやって合格者を決めているの?
○学力テスト
5教科(国・数・英・社・理)または3教科(国・数・英)の学力検査が行われます。ほとんどの高校は5教科で実施します。試験時間は各教科50分で、各教科100点満点です。都立高校の問題は共通ですが、偏差値の高い難関校を中心に、共通の問題よりもハイレベルな自校作成問題を実施するところもあります。
○調査書
3年次の9教科の成績を点数化します。1・2年時の評定は含まれません!
評定の数字はそのまま用いられるのではなく、換算した点数を用います。学力検査で受検する科目数によって、換算の方法が異なります。
(国数英社理)×1 +(体・音・美・技家)×2 = 65点満点
(例)学力検査の得点が500点満点中5科405点、
調査書点が65点満点中9科48点の場合。

学力検査:調査書=7:3を実施する高校の場合
学力検査点:405÷500×700=567点
調査書点:48÷65×300=221点
合計点:567+221=788点

この場合、学力検査をより重視した配点の方が、合計点は高くなるということを意味しています。
○高校独自の検査(面接・小論文・作文・適性検査)
一部の高校で実施されます。実施する場合は、点数化して合計点に加えられます。
H28年度都立入試の科目別出題傾向
[ 国語 ] 大問5題の出題が定型パターン
大問
1.漢字の読み/ 2.漢字の書き/3.文学的文章の読解(小説)/
4.説明的文章の読解(論説文) / 5.古典を含む講演記録 /
前年度は固定化されていた大問3の記述問題と大問5の短文作りがなくなるという大きな変更がありました。 採点ミスなど手間を省くために導入されたマークシート化に伴う変更の影響と思われますが、今年度は記述問題が復活する恐れもあるので注意が必要です。頻出問題としては大問4の「段落の役割」の選択問題、筆者の意図を把握しそれに沿って意見を発表する「作文」の記述があげられます。
[ 数学 ] 大問5題の出題が定型パターン
大問
1.小問集合/ 2.式と証明/3.二次関数/
4.平面図形 / 5.空間図形 /
前年度は大問2以降の証明記述と大問3以外の問題がマークシート形式となりました。出題範囲は中学3年間の学習領域全般からです。大問1は基本的な問題が並び、一次方程式の解き方、連立方程式の解き方、二次方程式の解き方が必ず出題されています。大問2では文章を読み、内容を把握するのに時間にかかる問題が出題されました。大問4では証明記述が頻出しています。教科書の基本事項の理解しておくと同時に、数学的なものの見方や論理的に考える力を身に着けておくことが大切です。
[ 英語 ] 大問4題の出題が定型パターン
大問
1.リスニングテスト/ 2.対話文完成・英文読解問題条件英作文等/
3.対話文読解問題/4.長文読解問題 /
前年度は記述問題が8問から4問に減りました。また総語数は150語ほど増え、選択肢にも長文化・複雑化の傾向がみられました。大量の情報をより早く処理する能力が求められています。例年「聞き取る力」「読み取る力」「書く(表現する)力」を試す問題が万遍なく出題されています。参考書や問題集へ取り組み、読解力を高めていく必要があります。
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