「なぜ勉強するのか?」に答える名言とその解説|やる気が出る言葉を紹介

公開日:2025年6月12日
更新日:2025年6月12日

「なんで勉強しなきゃいけないの?」と迷っている小中高生に、心に響く名言を厳選して紹介します。
偉人や著名人の言葉を通して、勉強の本当の意味やモチベーションの上げ方が見えてくるコラムです。また、名言を活かしてやる気を保つコツについてもご紹介します。

目次

なぜ人は勉強するのか?|勉強の目的を考える

「なんで勉強しなきゃいけないの?」と考えたことはありませんか?
テストのため?進学のため?将来の仕事のため?__そんな風に言われても、今ひとつピンと来ない人も多いはずです。
でも実は、勉強の意味はもっと身近なところにあります。
ここでは、「勉強が何の役に立つのか?」という疑問に、わかりやすく答えていきます。

1. 勉強は「今を生きやすくする力」を育てる

「勉強って将来のためでしょ?」と思われがちですが、実は“今この瞬間”をより楽しく、スムーズに生きる力にもなっています。

例えば、数学の計算力があれば、買い物や時間の使い方がうまくなります。
国語力があれば、自分の気持ちを言葉で表現しやすくなり、人間関係も円滑になります。つまり、勉強は“社会で生きていくための土台”を作る作業なのです。

2. 忘れても「考える力」はしっかり残る

「どうせ覚えたことはすぐ忘れるし、意味ないじゃん…」と思ったことがあるかもしれません。
たしかに、テストが終われば細かい知識は忘れてしまうこともあります。
でも実は、本当に大切なのは“覚えた内容”ではなく、そこまでの“考え方”や“向き合い方”です。

問題を理解して解く、答えにたどりつくために工夫する__こうしたプロセスの中で、考える力・集中力・粘り強さが身につきます。
これらは将来、どんな道に進んでも役立つ“見えない力”なのです。

3. 学ぶことで「選べる未来」が広がる

勉強をしておくと、将来の選択肢が確実に増やせます。
進学先や職業の幅が広がるだけでなく、「こんなことがやりたい!」と思ったときに、迷わずその道に進める準備が整っているということです。

逆に、勉強をしてこなかった場合、行きたい高校・大学に進めなかったり、やりたい仕事に就けなかったりするかもしれません。
「やりたいことを“選べる自分”になるために、今の勉強がある」と考えると、勉強する意味が少し見えてきます。

4. 勉強は「自分の人生」を切り開くための手段

誰かに決められた道ではなく、自分で考え、自分で選び、歩んでいける人生を作るためにこそ、勉強は必要です。

勉強を通して知識が増えると、社会の仕組みや他人の考え、自分の価値観についても理解できるようになります。
自分の頭で考える力を持てば、世の中に流されず、自分の意志で人生を進めていけるのです。

つまり、勉強とは「誰かのため」ではなく、「自分の人生を自分で切り開くための準備」なのです。

勉強へのやる気を引き出す名言1|「勉強する意味」が見えてくる言葉

勉強に対して「なんでやるの?」と感じたとき、心に響く言葉が背中を押してくれることがあります。
このセクションでは、「勉強すること自体に、どんな意味があるのか?」を考えるきっかけとなる名言を紹介します。

1. 勉強は、未来の自分を助ける最高の自己投資 (スティーブ・ジョブズ/Apple共同創業者・実業家)

スティーブ・ジョブズは、iPhoneやMacを生み出したApple社の共同創業者。革新的なデザインや技術で世界中に影響を与えた実業家です。
若い頃に大学を中退しながらも、学び続けた姿勢が今でも多くの人に語り継がれています。

この名言が生まれた背景/場面
ジョブズは2005年、スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで「将来を見据えて点と点をつなぐことはできない。あとから振り返ったときにだけ、その意味がわかる」と語りました。
大学では意味がわからなかったカリグラフィー(書体学)の授業が、後のMacに活かされたことに気付いたからです。
この名言を通して学べること
今やっている勉強が、いつ、どう役に立つかはすぐにはわかりません。でも、学んだことは必ずどこかで自分の武器になる。それがまさに「自己投資」です。
未来の自分を助ける“準備”こそが、今の勉強の意味なのです。

2. 勉強しておけば、やりたいことが見つかった時に迷わず進める (林修/予備校講師・タレント)

林修さんは、東進ハイスクールの現代文講師として知られ、テレビでも活躍するタレントです。「今でしょ!」のフレーズで有名ですが、勉強の本質を語る言葉にも定評があります。

この名言が生まれた背景/場面
林さんは、勉強の目的を「夢が見つかったときに、それを選べるようにすること」だと繰り返し述べています。進路や将来の選択肢が狭まらないように、今のうちに“土台”を作ることの大切さを、多くの講演や授業で伝えています。
この名言を通して学べること
「やりたいことがまだないから、勉強する意味がわからない」と思う人もいるでしょう。
でも、“やりたいことができたとき”に進める自分になっているかどうかは、今の行動次第。
勉強は、「いつかの自分のため」に選択肢を広げておく手段なのです。

3. 「無知であることは、無力であることだ。」 (マルコムX/アメリカの人権活動家)

マルコムXは、アメリカで黒人差別と戦った人権活動家です。過酷な環境で育ち、一時は刑務所にも入りましたが、そこから独学で教養を身につけ、社会を変える活動家として多くの人に影響を与えました。

この名言が生まれた背景/場面
マルコムXは、刑務所での服役中に図書館の本を読みあさり、語彙・知識・歴史・論理を独学で学びました。その経験から、「知識のない人間は、ただ支配されるしかない」という強い信念を持ち、この言葉を残したのです。
この名言を通して学べること
知識がなければ、社会の仕組みも、人の言葉の真意も、自分の立場もわからない。
勉強することは、自分を守る力であり、世界と向き合う力でもある。
マルコムXのこの言葉は、「学ぶことは“自立”するための武器になる」と教えてくれます。

勉強へのやる気を引き出す名言2|「努力」「継続」の大切さに気づく言葉

「勉強を続けるのがつらい…」「頑張っても結果が出ない…」__そんなときに励みになるのが、“努力することの価値”を教えてくれる名言です。
ここでは、継続の力・あきらめない姿勢がどれだけ人生を変えるのかを教えてくれる言葉を紹介します。

1. 「才能とは、努力を継続できる力のこと。」(羽生善治/将棋棋士)

羽生善治さんは、将棋界で歴代最多のタイトルを獲得し続けてきた伝説の棋士です。
天才とも称されますが、常に努力と分析を怠らない姿勢こそが彼の強さの源です。

この名言が生まれた背景/場面
羽生さんは自身の著書やインタビューの中で、「努力できるという能力こそが本当の才能である」と何度も語っています。
実力者がひしめく将棋界で、勝ち続けるために必要なのは“継続する力”だと、自身の実体験から確信しているからこそ出た言葉です。
この名言を通して学べること
勉強に向いている・向いていないではなく、「続けられるかどうか」が未来を分ける。
羽生さんの言葉は、「才能がないから」とあきらめそうになった人に、「続けることこそ才能だ」と教えてくれます。

2. 「成功するまで続ければ、それは失敗ではない。」(トーマス・エジソン/発明家・起業家)

トーマス・エジソンは、電球や蓄音機をはじめ1,000件以上の特許を取得した世界的発明家です。
数えきれない失敗を重ねながらも、決してあきらめず成功をつかんだ人物です。

この名言が生まれた背景/場面
エジソンは電球を発明するまでに数千回もの試行錯誤を繰り返したと言われています。
周囲から「そんなに失敗してどうするんだ」と聞かれたとき、「失敗ではない。うまくいかない方法を見つけただけだ」と答えたエピソードが、この言葉の背景です。
この名言を通して学べること
勉強でうまくいかないとき、すぐに「自分には無理だ…」と萎えてしまいがちです。
でも、あきらめずに続けることで“失敗”は“経験”に変わる。
この言葉は、「やめない限り、それは負けじゃない」という強いメッセージを私たちに与えてくれます。

3. 「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」 (王貞治/元プロ野球選手)

王貞治さんは、プロ野球界のレジェンドであり、世界記録を持つホームラン王。現役時代だけでなく、監督としても数々の選手を育て、野球界全体に多大な影響を与えた存在です。

この名言が生まれた背景/場面
この言葉は、王さんが多くの若者に向けた講演やインタビューの中で語っている言葉です。
“本気で取り組んだ経験は、必ずどこかで自分に返ってくる”という信念から生まれました。
この名言を通して学べること
思うような結果が出ないとき、「努力してもムダ」と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、王さんの言葉は、“まだ本気でやり切れていないだけかもしれない”と、自分を見つめ直すきっかけをくれます。
勉強においても、「やれば報われる」と信じて続けることが大切なのです。

勉強へのやる気を引き出す名言3|「勉強するメリット」に気づける言葉

勉強は「面白くない」「役に立たない」と思ってしまうこともありますが、実はその先に“やっていてよかった”と思える瞬間が待っているものです。
ここでは、勉強がもたらしてくれる“目には見えにくいけれど確かなメリット”に気づかせてくれる名言をご紹介します。

1. 「努力してきたことは、全部“武器”になって帰ってくる。」 (大谷翔平/プロ野球選手(MLBロサンゼルス・ドジャース)

大谷翔平選手は、日本ハムからメジャーリーグに挑戦し、投打二刀流で世界を驚かせたトップアスリートです。日々の積み重ねを大切にする姿勢が、世界中から尊敬を集めています。

この名言が生まれた背景/場面
この言葉は、大谷選手が高校時代から現在に至るまで、「地道な努力こそが一番の近道」と信じて積み重ねてきたトレーニングや学びを振り返ったインタビューで語ったものです。
「やったことは全部無駄にならない」と信じる姿勢が、結果を出す秘訣になっているのです。
この名言を通して学べること
勉強で得た知識はすぐに使えるとは限りません。でも、努力して得たものは、必ず自分を支えてくれる“武器”になります。
勉強が苦しいと感じたとき、「これは将来の自分の力になる」と思えば、少し前向きに続けられるはずです。

2. 「知っているということは、他の人が見えていないものが見えるということだ。」 (スティーヴン・ホーキング/理論物理学者・宇宙学者)

ホーキング博士は、ALSという難病を抱えながらも、ブラックホールの研究や宇宙の成り立ちに関する理論で世界的に有名な科学者です。
「車椅子の天才」とも呼ばれ、生涯にわたって知の探究を続けました。

この名言が生まれた背景/場面
ホーキング博士は、世界の仕組みを理解することで、“見えていなかった真実”が見えるようになると述べています。
この名言は、物理学という難しい学問を通じて「学ぶことの意味」を考える中で生まれた発言です。
この名言を通して学べること
知識を持つことで、「他の人が気づけないこと」に気づけるようになります。
それは、問題を解決する力や、自分の考えを持つ力につながります。
勉強することは、ただ点数を取るだけでなく、“世界の見え方”そのものを変える行動なのです。

3. 「勉強って、“やっててよかった”がいつかやってくるもの。」 (茂木健一郎/脳科学者・作家)

茂木健一郎さんは、脳の働きや学びのメカニズムについて研究する脳科学者です。テレビや本、講演などを通じて、“学ぶことの楽しさ”をわかりやすく伝えている人物です。

この名言が生まれた背景/場面
茂木さんは、勉強に意味を感じられない学生たちに向けて、「学びはすぐに報われなくても、必ず人生のどこかで活きる」と語っています。
学びの“即効性”ではなく、“遅効性”に目を向けてほしいという思いが込められた言葉です。
この名言を通して学べること
勉強は、やっている最中はつらくても、あとで「あの時やっておいて良かった!」と思える瞬間が必ずやってきます。
すぐに結果が出なくても、今の積み重ねが未来の自分を助けてくれる__それが勉強のメリットなのです。

名言を活かしてやる気を保つ4つのコツ|“読むだけ”で終わらせないために

名言は、読むだけで気持ちが動かされる力を持っています。
けれども本当に大事なのは、「その名言を“どう活かすか”」ということ。
感動しても、そのままにしてしまえば数日後には忘れてしまうもの。
そこでこのセクションでは、名言を日々の勉強に活かして、やる気を保ち続けるための4つの実践法をご紹介します。

1. 名言を“目に見える形”で日常に取り入れる

心に響いた名言を「見える場所に貼る」というシンプルな方法は、想像以上に効果があります。
例えば、机の前の壁、ノートの表紙、冷蔵庫の横、スマホのロック画面、トイレのドア……。
毎日必ず目に入る場所に貼っておけば、自然とその言葉が自分の一部になっていきます。

「朝起きて一番に目にする」「勉強中にふと目に入る」だけで、名言が無言の応援になってくれるのです。勉強に気が乗らないときや、やる気が出ない日でも、パッと目に入った名言が自分を奮い立たせてくれることもあります。

“やる気が出る環境”を自分でつくる一歩として、まずは目に見える形で名言を取り入れてみましょう。

2. 名言を「自分の言葉」に言い換えてみる

偉人や著名人の言葉は、重みや説得力がありますが、少し堅苦しく感じることもあります。
そんな時は、その名言を“自分なりの表現”に言い換えてみましょう。

例えば、
「才能とは、努力を継続できる力のこと。」(羽生善治)
→「自分に負けずに続けられる人が、一番すごい!!」

といった具合に、自分の感覚や言葉で言い換えることで、より深く理解でき、記憶にも残りやすくなります。

自分なりの言葉に変えることで、「これは自分の気持ちだ」と思えるようになるのもポイントです。
紙に書いてみる、声に出してみる、SNSにポストするのもOKです。“自分にフィットする名言”を作る感覚でやってみましょう。

3. やる気が下がったときに読み返せる「名言ノート」を作る

落ち込んだ時や、勉強がつらくなった時、元気を取り戻せる“言葉のストック”があると心強いものです。
そこでおすすめなのが、「名言ノート」です。
ノートや手帳、スマホのメモ帳でもOKなので、心に響いた名言を見つけたら、その都度メモしておく習慣をつけましょう。

名言だけをズラッと並べても良いですし、
・「この言葉が刺さった理由」
・「どんな場面でこの言葉を思い出したいか」
などを一言添えておくと、後から読み返したときに気持ちがぐっと入りやすくなります。

やる気が下がっている時に開くと、“過去の自分からの応援”を受け取っているような感覚になれるはずです。
名言ノートは、自分だけの“心の応急処置箱”のような存在になります。

4. 名言を読んで「今日やること」を1つだけ決める

名言の力を行動につなげるには、「読んで終わり」にしないことが大切です。
そこでオススメなのが、名言を読んだあとに“今日やること”を1つだけ決める習慣です。

例えば、
「成功するまで続ければ、それは失敗ではない」(エジソン)
という名言を読んだら、
「今日こそ苦手な英語長文を10分だけやってみる」

といった、小さな具体的な行動に落とし込む感じです。

こうすることで、名言のメッセージがただの“良い言葉”ではなく、自分を動かす“きっかけ”に変わります。
1日1アクションでいいので、名言から何かを“やってみる”クセをつけると、少しずつ勉強が前向きになります。

まとめ

勉強の意味がわからなくなった時こそ、自分の心に残る言葉が、そっと背中を押してくれることがあります。
たとえすぐに結果が出なくても、今日の積み重ねは、きっと未来のあなたを支える力になります。
名言のひとつひとつが、勉強に向き合うあなたの道しるべとなり、自信や行動につながっていくはずです。迷いながらでも構いません。大切なのは、あきらめずに自分のペースで歩み続けること。
この先ふと立ち止まりそうになったときは、今日出会った言葉たちを、もう一度静かに思い出してみてください。

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