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【第17回】ウチの子が学校に行きたがらない――もしものために知っておきたい不登校児のための新法律

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第17回 ウチの子が学校に行きたがらない
――もしものために知っておきたい不登校児のための新法律

みなさん、こんにちは! ヤスコです。
早いものでもう6月。進学やクラス替え、引っ越しなどで生活が変わった子たちは、だんだん落ち着いてくるころですよね。環境にがんばって慣れたぶん、疲れが出やすい時期でもあります。そんなタイミングで、今回は「不登校」について考えてみたいと思います。

うちの子は大丈夫――というご家庭も、ちょっと待って!

「不登校」は成績や友だちの数に関わりなく、どんな子にも起こり得る状況。もしものときのために、子どもたちを取り巻く現状を知っておけば、うろたえることなく子どもをサポートしてあげられるかもしれません。

■中学校では36人に1人が不登校、本人も原因がわからないことも

そもそも「不登校」の定義って何でしょう? わたしたちは普段何気なくその言葉を使っていますが、文部科学省は、不登校を「病気と経済的な理由を除いて30日以上学校を欠席した生徒」という目安で考えています。

不登校の子はどのぐらいいるのかというと、平成26年度の同省の調査では、小中高校(国公私立)の不登校児童生徒数は、17万人以上。中学では、生徒の36人に1人の割合だそうです。これはもう「特別なケース」ではなく、身近な問題と考えていいでしょう。

小学校=2万5866人(255人に1人)
中学校=9万7036人( 36人に1人)
高校=5万3154人( 63人に1人)

理由としては、いじめや先生との関係などなどさまざまですが、「無気力」や「情緒的に不安定」など子ども自身も「原因がわからない」ことも少なくないとか。

では、不登校になってしまった子は、普段どう過ごしているのでしょう。小中学生の場合は、約半数が「教育支援センター(適応指導教室)」などの公的な施設に通って学習の援助を受けているそうです。そして、残りの子たちは自宅にいるのですが、彼らの多くが通っているのがフリースクールです。

また、集団や他の子と過ごすのがストレスになる子は、家庭教師を自宅に呼んでいるケースもあります。家庭教師が大学生などの場合は、「先生」というよりは「親しいお兄さん、お姉さん」という感じで気楽に質問ができるからです。またそういった先生は、ご近所やお友だち、学校関係のしがらみもありませんので、お子さんはもちろん親としても気兼ねなく相談できるのかもしれませんね。

■昨年末に、不登校児をサポートする「教育機会確保法」が成立

不登校の子をサポートする態勢は一見整っているように見えますが、実は今、問題になっているのが「学校復帰」を大前提とした不登校対策そのものなんです。「学校がイチバン」と解釈していた自治体は、「フリースクールは不登校を助長する」と敬遠し、うまく連携がとれていなかったんですね。また、「学校に戻らなければならない」というプレッシャーは、子どもにとっては相当な重荷となるでしょう。

果たして学校だけが、本当に「唯一の学びの場」なのか――?

その流れを受けて、昨年12月、「教育機会確保法」という法律ができました。学校に通えなくなった子どもたちも充分な教育を受けられるよう、国や自治体が責任をもって、その機会を確保するということです。

これは、国が「不登校=休養の必要性」ことを認め、「学校以外の義務教育」についても可能性が現れたということになります。まだ具体的なことは決まっていませんが、今後は不登校の子を持つご家庭の「社会での居心地の悪さや不安」が軽減していくはずです。

ニュースなどで「教育機会確保法」という言葉が出てきたとき、少し気にとめて経過を追ってもいいのかもしれませんね。

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【第17回】ウチの子が学校に行きたがらない――もしものために知っておきたい不登校児のための新法律
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7月分マスター模試案内

模試案内

◇◆7月分マスター模試案内◇◆

みなさんこんにちは!
マスターブログ係のりかべーです(^^)
今学年初めての中間テストも終わり、部活の総体や学校の行事で忙しい時期だと思いますが、
あっという間に期末テストの季節がやってきます。

「まだ大丈夫。まだあせる時期じゃない。」と自分に言い聞かせていたら、
いつの間にかテスト前日に・・・!というりかべーの苦い記憶からアドバイスできることは1つ…

テスト対策は早めにしよう。

すごく当たり前ですが、意外とできている人は少ないと思います(^^)
まずは自分にはテスト本番までどれくらい勉強できる時間があるのか逆算してみましょう!
何を勉強したらいいのか分からない時には家庭教師の先生に遠慮なく相談てみてください♪

さて、
今回実施する模試ですが
中学1、2年生:国数英の教科
中学3年生:国数英理社の教科
になってます。

☆マスター在宅模試のポイント☆
●1日1教科ずつ、3教科を1日でまとめて…など、受験スタイルは自由♪
●偏差値、志望校、合格可能校の判定が可能。進路の指針にピッタリ☆
●家でリラックスして受けられる

☆部活で忙しいあなたにも
☆ちょっと勉強が苦手というあなたにも

受験しやすくなっています☆

在宅模試の流れ
簡単5ステップ
1.お申込
2. 受験料のお振込
3.ご自宅に問題用紙と解答用紙が届く
4.問題を解き、解答用紙を7月末までにマスターに郵送
5.8月中に個人成績表・設問分析表をおうちへお届け

マスター模試を受験すると、
個人成績表・設問分析表がおうちに届きます♪
(画像は中学生用見本です)

*個人成績表
個人成績表

*設問分析表
設問分析表

*今回の範囲はコチラです。
試験範囲

お申込・お問い合わせはコチラまでどうぞ↓↓↓
対象: 中学1年生~中学3年生
お問い合わせ先:家庭教師のマスター

tel0368958311

【第16回】禁断の「あの言葉」で、子どもを夢中にさせる漢字ドリルとは?

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第16回 禁断の「あの言葉」で、子どもを夢中にさせる漢字ドリルとは?

みなさん、こんにちは!
最近、「忖度(そんたく)」という言葉を使いたくてウズウズしているヤスコです。

国会のニュースで、不本意なお茶の間デビューを果たしてしまった「忖度」ですが、意味を辞書で調べてみると「自分なりに考えて、他人の気持ちをおしはかること」。今年の流行語大賞にノミネートされるんじゃないかしら。夫なんか会社で「課長のお財布事情を忖度して、安めの居酒屋を予約しておきました」なんてジョークを飛ばしているみたいですよ(苦笑) 

というのは大人の世界の話ですが――、実は今、子どもの教材業界でも「ある言葉」の登場に激震が走っているのです。(あらかじめ断っておきますが、ヤスコは大真面目です!)

■発売1カ月半で100万部を超えた『うんこ漢字ドリル』

問題の全例文に「うんこ」という言葉が盛り込まれた『うんこ漢字ドリル』が、今飛ぶように売れているのだそうです。(まぁお下品ね、と眉をしかめる前に…まずは童心に返ってお付き合いくださいね!) 内容はいたってマジメな学習参考書なんですが、例文にあの言葉が入るだけで、とてつもなくシュールで笑える世界が広がるんです。

とにかく、実際の例文を見てみましょう。

・うんこに えんぴつを 〈いっ〉本 つきさした。 
【答え〈一〉】 小学1年生用
・うんこの〈まった〉く新しい使い道をひらめいた。
 【答え〈全〉】 小学3年生用
・極限まで自〈こ〉を追いつめてうんこをする。
 【答え〈己〉】 小学6年生用

なんということでしょう。匠の技により、退屈だったはずの漢字の学習が見違えるような爆笑の時間に。ツイッターなどでも、男の子を持つ親御さんからは「漢字練習に夢中になっている、音読までし出した」などと喜びの声も上がっています。

■出版社の社長「わたしも勉強がキライだった」

産経WEST(5月28日)によると、『うんこ漢字ドリル』は、発行元である文響社の社長・山本周嗣さんが2年間温めてきた肝いり企画だったとか。山本さん自身も子ども時代は勉強がキライで、「教育をエンターテインメントにしたい」と考えていたそうです。

ドリルには「おうちの方へ」という前書きがあり、そこからは山本さんの真摯な情熱が伝わってきます。少し長いので、要約して以下に紹介しますね。

――漢字を効率よく覚えるには、「くり返し書くことが大事」と言われていますが、それは子どもにとって「学習」ではなく、集中力の続かない「作業」になってしまいます。「うんこ」という言葉は、大人は忌避しがちですが、子どもにとっては気持ちが盛り上がり、口にするだけで楽しくなる「魔法の言葉」です。このドリルで勉強は楽しいものだと知ってもらい、笑顔で机に向かえる子どもたちが増えることを願っています。

編集に関しても、食べたり匂ったりするような「生理的に受け付けない使い方」は避け、なおかつ、子どもを飽きさせないように色々な角度から「うんこ」が登場するように細心の注意が払われたそうです。

まさに、業界のタブーを破り、革新に挑戦するフロンティア! まぁ、言葉が言葉だけに賛否両論ありますが、本当に勉強がキライな子で他に特効薬がないならば、こういう手段も個人的には「あり」だと思います。

それに実は、ヤスコのママ友たちも興味津々なんですよね。でも、ちょっと躊躇しちゃって「まだ実物を見たことがない」って言うんですよ。だったら、みんなの気持ちを「忖度」して――、ヤスコが先陣を切って書店で買ってきちゃおうかな?(笑)

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