月別アーカイブ: 2017年10月

【第25回】10年後の人気職業は「ロボット・アドバイザー」や「輸送のアイデアマン」!? 人工知能・AIがもたらす仕事革命

第25回 10年後の人気職業は「ロボット・アドバイザー」や「輸送のアイデアマン」!? 人工知能・AIがもたらす仕事革命

♪オール ユー ニード イ~ズ ラブ!
オール ユー ニード イ~ズ ラブ!

おっと、突然失礼しました。ついビートルズの名曲を口ずさんでしまったヤスコです。
今やアイといえば、「愛」より「AI(エーアイ)」が注目される時代。みなさんご存知、人工知能のことですね。

AIの進化はとどまることを知りません。「韓国の軍隊が、北朝鮮のデータを入力した『AI参謀』の開発をはじめた」とか、「オリンパスが、医療のAI診断技術や手術ロボットの開発を進めている」など、国や企業が競って研究を進めています。

また、すでにわたしたちの暮らしで実現しているものもありますよね。自動車では、高速道路などでアクセルやブレーキを自動制御してくれるようになりました(まぁ、新型のものに限りますが)。スマートフォンでは、「OK,Google」と声をかけるだけで音楽や電話がかけられたり、天気を教えてくれるようになったり――。あっ、ヒト型ロボットのペッパー君も店頭や役所の案内人としてガンバっています。この間、電気屋さんでお話ししたけど、何回同じことを聞いても怒らないし、とっても親切でしたよ(笑)

人工知能=AIは、もはや庶民にとっても「秘書」や「パートナー」のような存在になりつつあります。

この早さで進むと、「近い将来、ほとんど仕事がコンピューターに奪われてしまうのでは!?」なんて、失業問題を危惧する人がいるのも事実。ウチの子たちが大人になるころには、職業はどう変わっているのでしょう?

■10年後の新職種「ロボット・アドバイザー」「輸送アナリスト」

金沢工業大学虎ノ門大学院 MBAディレクター・教授の三谷宏治さんは、10年後に消滅する職種として、「経理や会計のように、ルールがはっきりしている仕事」だと述べています。(10月5日付「プレジデントオンライン」)

コンピューターVSプロ棋士の将棋対決で、コンピューターが勝った例をあげて、「どんなに複雑なルールでも、それが明確ならコンピューターは学習して人間を超える」と分析します。確かにコンビニなどのマニュアル化された仕事は、機械でもこなせそうですよね。一部では、「過去の判例が重要視される弁護士も、一部はAIが務められるのでは」という意見もあることですし。

では、逆に「新しく生まれる職業」とは、どんなものでしょう?

テクノロジーの最先端を教えてくれる雑誌『WIRED』のサイトでは、2015年に興味深い記事がありました(文:DANIELA MANGINI 翻訳:TAKESHI OTOSHI)。今後需要が高まる職業として、「ロボット・アドバイザー」「輸送アナリスト」などがあるそうです。何それ――? ちょっと抽象的な内容だったのですが、ヤスコが読んでみて理解したことをお伝えしますね。

「ロボット・アドバイザー」とは、家庭などにおけるロボットの導入方法や使い方について、個別にアドバイスができる人。今、近い職業で言うと、家電コンシェルジュやフィナンシャルプランナーに近いかもしれませんね。

例えば、お年寄りや障がいを持った人の介護に、ロボットを取り入れるケースは増えていくと思われます。そんなとき、生活スタイルや障がいにあったロボットを一緒に選んでくれるプロがいると心強いですよね。「ぬくもり」のない機械に介護される(または介護させる)ことについて、戸惑う家族も多いと思います。メンタル面のケアができるのは、やはり人間だからこそですよね。そのうち、専門学校などには「ロボット・アドバイザー養成コース」なども新設されたりして!?

「輸送アナリスト」は、車の自動運転やドローンによる空中配達が主流となったときに活躍する職業のようです。不測の事態に対応してきた「人間の運転手」が減ることで、それに一括して対応できる人が必要になってきます。流通の効率化に注目が集まる今後は、「サービスの向上」についても新しいアイデアを出せる人材がひっぱりだこになるでしょう。どんなにテクノロジーが発展しても、「ひらめき」はやっぱり人間の領域なんですよね。

■営業マンやスポーツ選手は不滅!? 価値の高まる既存の職種たち

実はヤスコの夫は、元・広告営業マン。全国的なメーカーなどから億単位の仕事をとってきたり、転職後もチェーンの店舗開発などに関わってきました。いわゆる「ヤリ手」だったんですね。

で、その夫が声を大にして主張するのは、「世の中どんなに機械化しても、営業マンだけは永久に不滅」ということでした。どんなシステムでも、最終的に「責任」をとるのは人間。当然「決裁者」も人間である。そして、人間のココロを動かすのは、人間しかいない。営業マンは、そのココロを動かすため職業なのだ――。

なるほど! 確かに!! ヤスコ、夫に惚れ直してしまいました(笑)

思えば、スポーツ選手や歌手などにも同じことが言えるかも。ウサイン・ボルト選手が100mを9秒台で走って賞賛されるのは、人間だから。その身体の才能と、努力がわたしたちの胸を打つんです。歌だって、歌い手の喜怒哀楽がにじみ出るからこその味わいがあります。

「ロボットオリンピック」「AIシンガーソングライター」が主流となる未来があれば、生身のプロは希少価値として、いっそう持てはやされるかもしれませんね。

今月のニュースは、選挙の報道がトップを占めています。政治家のみなさんは、どちらの職業になるのでしょうか。「AIでいいや」と淘汰されるのか、「やはり人間でなくては」と見直されるのか――?

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【第1回】はじめまして、「ヤスコ」です
【第2回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?
【第3回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(後編)
【第4回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?
【第5回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?(続編)
【第6回】一年のスタート、子どものやる気を引き出す「子ども手帳」はいかが?
【第7回】冬から増える「進路の悩み」への処方箋
【第8回】みんなの給食メニューを「民主主義」で決める!?
【第9回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(前編)
【第10回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(後編)
【第11回】春のお出かけで、子どもの「教科書アレルギー」を撃退!?
【第12回】新学期、オトナの本棚に「あえて」置きたい一冊
【第13回】小6の男子が考えた「分数ものさし」で、苦手な分数を一発攻略!
【第14回】ついうっかり勉強しちゃう!? ゲーム感覚で遊べる「学習アプリ」(前編)
【第15回】ついうっかり勉強しちゃう!? ゲーム感覚で遊べる「学習アプリ」(後編)
【第16回】禁断の「あの言葉」で、子どもを夢中にさせる漢字ドリルとは?
【第17回】ウチの子が学校に行きたがらない――もしものために知っておきたい不登校児のための新法律
【第18回】夏休みの「宿題代行サービス」について考えてみる
【第19回】受験生応援!「集中力」が発揮できる室温って、いったい何度?
【第20回】夏休みの時間の使い方……ウチの子は「ブラック部活」に通ってるの!?
【第21回】オトナもハマる! 無料で遊べるプログラミング教材が面白い
【第22回】「昼寝クラブ」に「みんいく」!? 気持ちよく眠るだけの成績アップ法
【第23回】小学校 「卒服」のオシャレ高額化と「キャラ弁」規制を考えてみる
【第24回】次の選挙で、これからの教育費が決まる!? 各党で違う「お財布のありか」に注目【NEW!】
【第25回】10年後の人気職業は「ロボット・アドバイザー」や「輸送のアイデアマン」!? 人工知能・AIがもたらす仕事革命
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10月分模試案内

模試案内

◇◆10月分マスター模試案内◇◆

みなさんこんにちは。
マスターブログ係のりかべーです^^

中間テストまっただ中の学校も多い時期だと思います!
イベントも多い2学期のテストはテスト勉強にとりかかるのが遅くなってしまったり、なかなか勉強時間がとれなかったり大変ですよね。
数学の解き方わからない、社会も理科も範囲終わらない💦なんて気持ちだけはあせっているうちに、あっという間にテスト本番・・・
あせってあれやこれや手を出してしまう気持ちはわかりますが、ここで大事なのは勉強する手順を間違えないこと。
苦手な問題・自分が間違えやすい問題を繰り返くようにしましょう。
こんな時こそ家庭教師の先生に相談してみましょう!

さて、「今の自分がどんな問題が解けないのか?」「どういう問題に弱いのか?」を測る意味で「マスター模試」は非常にオススメです!
模試の結果を家庭教師の先生に相談して、今後の勉強の方針を一緒に考えていくとよいでしょう。

さて、今回実施する模試ですが
中学1~3年生:国数英理社の教科
になってます。

☆マスター在宅模試のポイント☆
●1日1教科ずつ、3教科を1日でまとめて…など、受験スタイルは自由♪
●偏差値、志望校、合格可能校の判定が可能。進路の指針にピッタリ☆
●家でリラックスして受けられる

☆部活で忙しいあなたにも
☆ちょっと勉強が苦手というあなたにも

受験しやすくなっています☆

在宅模試の流れ
簡単5ステップ
1.お申込
2. 受験料のお振込
3.ご自宅に問題用紙と解答用紙が届く
4.問題を解き、解答用紙を10月末までにマスターに郵送
5.11月中に個人成績表・設問分析表をおうちへお届け

マスター模試を受験すると、
個人成績表・設問分析表がおうちに届きます♪
(画像は中学生用見本です)

*個人成績表
個人成績表

*設問分析表
設問分析表

*今回の範囲はコチラです。
試験範囲

お申込・お問い合わせはコチラからお電話ください↓
対象:中学1年生~中学3年生
お問い合わせ先:家庭教師のマスター

tel0368958311

【第24回】次の選挙で、これからの教育費が決まる!? 各党で違う「お財布のありか」に注目

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第24回 次の選挙で、これからの教育費が決まる!? 各党で違う「お財布のありか」に注目

みなさん、こんにちは! 秋の夜長は、テレビを肴に熱燗が止まらないヤスコです。

そういえば、ついに始まりましたね。衆議院選挙。
「解散!」「バンザーイ!」という謎のコール&レスポンスには、どんな意味があるのだろう……という素朴な疑問はさておき(笑) あの瞬間から、わたしたちの国の未来を左右する大切な「選択の時間」が事実上はじまったわけです。

今回の選挙では、「教育の無償化」も争点になっているようですね。これについては、複数の党がアピールしていますが、実は、無償化に必要なお金をどう捻出するか=「お財布のありか」が各党で大きく違うようです。その方法によっては、わたしたちや子どもたちに直接降りかかってくるモノもあるんですって。

え、それってどういうこと??

■「議員の使うお金を減らす」か「国民にプラスで払わせる」か?

例えばNHKのニュースによると、大阪府知事・松井一郎さんが率いる「日本維新の会」では、「国会議員の数や報酬を3割カットする」という方針。そこで浮いたお金で、幼児教育や高校、大学などの授業料の無償化を実現させるそうです。うんうん、国会中継を見ていると、お昼寝している議員さんもたくさんいらっしゃるし、これは名案ですねぇ。

一方、小泉進次郎さんらを中心とした「自民党」のグループでは、社会保険料を0.1~0.5%増やして「こども保険」をつくるという方式。要するに、国民が負担するんですね。で、集まったお金を、今の児童手当に年額5000円~2万5000円を上乗せして、幼稚園や保育園にかかる費用の実質無償化を公言していたこともありました。(2017年5月1日「東洋経済オンライン」)。あー、これだけでは高校や大学は無料にならないんですね。

また、「教育国債」の発行も話題になりましたね。カンタンに言うと、「教育のみに使える国の借金」によって一時的に財源を確保し、「お金の返済は次世代に先送りする」という寸法。これは、大学の奨学金制度と同じで、結局は「子どもたちが将来自分で支払う」というツケを背負わせてしまうことになるんです。

「タダほど怖いものはナシ」とは、まさにこのこと。
「教育費を無料にする」という施策自体はとても素晴らしいですが、その実現方法をきちんと知った上で「YES」or「NO」を判断したいですね。

「次世代へ先送り」は、若年層より高齢の方にとても支持される突破口。そして、国会を牛耳っているのも、今の投票率が高いのも、ほとんどがお年を召した方々です。この状況が意味すること……わかりますよね?放っておくと「仕事や育児で忙しい現役世代」や「未来を生きる子どもたち」の意見は反映されないのです。

う~ん、ヤスコはガマンなりませんね。平和で安心できる生活を子どもたちに与えてあげるために、できることはやっておきたいなぁ――ということで、今回も投票に行きますよ!

それに、自分で投票すると、「選挙速報」で得票率をチェックするのがとっても楽しくなります。競馬感覚……というと叱られそうですが(苦笑)、「選挙は祭り」。せっかくなら楽しみながら、未来のことを考えてみませんか?

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【第1回】はじめまして、「ヤスコ」です
【第2回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?
【第3回】オリンピックを境に「学校の授業」も変わる!?(後編)
【第4回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?
【第5回】東大を受験したロボットが、人間に勝てなかった「能力」って?(続編)
【第6回】一年のスタート、子どものやる気を引き出す「子ども手帳」はいかが?
【第7回】冬から増える「進路の悩み」への処方箋
【第8回】みんなの給食メニューを「民主主義」で決める!?
【第9回】学校授業、バージョンアップの詳細がついに明らかに!(前編)
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【第13回】小6の男子が考えた「分数ものさし」で、苦手な分数を一発攻略!
【第14回】ついうっかり勉強しちゃう!? ゲーム感覚で遊べる「学習アプリ」(前編)
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【第23回】小学校 「卒服」のオシャレ高額化と「キャラ弁」規制を考えてみる
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