日別アーカイブ: 2017年8月18日

【第21回】ミセスやすこの「話題のトピックス“3分”つまみ食い」【オトナもハマる! 無料で遊べるプログラミング教材が面白い】

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第21回 オトナもハマる! 無料で遊べるプログラミング教材が面白い

皆さんこんにちは、やすこです。
今年の夏は、ちょっと家電量販店に異変がありませんでしたか?

そう、なんだか「ロボット」が増えている!

やすこ行きつけのお店には、人工知能のペッパーやおしゃべり人形のほか、プログラミングで自由に動くロボットやドローンが、何種類も陳列されていました。
以前のコラムでもお話した、「2020年には小学校からプログラミング教育が必修になる」という流れをメーカーが受けているのでしょうね。自由研究のグッズとして売り出している商品もいくつかありました。

ところでみなさんは、プログラミングをしたことがありますか?

やすこはまったく触ったことがなくて……お恥ずかしながら、「真っ黒な画面に、ひたすら英語と謎の記号を打ち込む」という姿を想像しておりました。でも、子ども用の学習キットは、まったく違うんですね。かわいい上に操作がとっても簡単そうなんです! おまけにゲーム感覚でとっても楽しそう。

それがなんと無料で体験できる、いや、「遊べる」サービスを発見しましたよ。

■日本語のブロックをつなげていくだけで、ロボットが指示通りに動く

今年、いくつかのニュースで取り上げられていたのが「プログル」。パソコン画面上のロボットに好きな言葉をしゃべらせたり、ロボットを走らせて自由に図形を描いたりすることができます。

実はこれ、一般社団法人みんなのコードという団体が、日本の学校の先生のために提供しているサービスなんですが、知識がまったくない人でも直感で楽しく遊べるんです。
「前に進む」「ジャンプする」など日本語で書かれたブロックをドラック&ドロップでつなげていくだけで、連続した動きを自由につくることができます。

しかも、無料で登録不要。アプリをインストールする必要もなく、ホームページでそのまま遊ぶことができるんです。これは「すべての子どもたちがプログラミングを楽しめるように」という、この団体のモット―によるものなんでしょうね。とてもありがたいお話です。

やすこは、ロボットに図形を描かせる「多角形コース」というのにトライしてみました。次にイラスト付きで実況しますね。

■「星」1つ書くだけで、こんなにエキサイティング!

最初は操作に慣れるためのモードがいくつかありますが、そこを終えると自由なプログラムが組めます。何もガイドラインのないスペースに、自由に図形を書いていいとのことだったので、簡単そうな「☆(星)」の一筆描きにチャレンジ。

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しかしこれが、なんと頭を使うことか!
小学5、6年生が対象と書いてありましたが、中高生でも大人でも……充分手ごたえがありそうです。

だって、イラストではわかりやすくするために星の形を書きましたが、実際はガイドの線は一切ないんですよ。勝手に星の形を想像し、こちらに背を向けているロボットにその線の上をどう通らせるか考える。そこからなんです。

とりあえず、左下の頂点から書き始めてみましょうか。

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左下の頂点に向かわせるために、ロボットの向きを左に変えます。
このイラストは、左がロボットの実際の動き、右がやすこが実際に使った命令を表しています。定型の命令文がいくつかあり、白い枠の数字を変更することでロボットの角度や進む距離が変わります。

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「ぴょん」と、前にジャンプさせます。これで、ようやくスタートライン。
では、一番上の頂点に向かって「線」を引いてみましょう。

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ロボットの顔を、一番上の頂点に向けてあげるのですが……指示の角度が「星型の内角(36度)」じゃないところに注意。実際にやってみるとわかりますが、ここの角度を間違えると星が傾いたまま仕上がってしまいます。やすこは何度も失敗…。

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前へ進め! ついに、記念すべき「最初の線」が引けました!!
ここまで来るのに長かった……ちょっと感動です(笑)

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なんとなく、わかってきたでしょうか?
次は、右下の頂点に向かいましょう。お馴染みの方向転換。

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ここまで来たら、あとは簡単。方向転換と前進の手順を繰り返すだけです。

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以上の「命令」を繋ぎ合わせ「実行ボタン」を押すと、パッパッパッとロボットが機敏に動いて、図形が完成します。これはかなり感動しますよ!

と同時に、プログラミングの原点にふれたことに感慨深くもなります。たった8ビットで動いていた「初代ファミコン」の敵たちや(スーパーマリオのクッパ大王やドンキーコングなど)、最新お掃除ロボットのルンバも、きっとこんな命令の積み重ねで動いていたのか……なんて。

このゲーム(本来は教材ですが)の肝は、プログラムのタイトル通り「多角形の角度」を理解していないとできません。でも遊びだと思うと、意地になって(笑)計算できてしまうんですよね。それは子どもたちも同じようです。一緒にミッションを解く感覚で、やってみたいですね。

今回は無料のサービス「プログル」を紹介しましたが、市販の教材もたくさん出ています。ドローン型のものは、お父さんのほうがハマってしまうこともあるとか。

ぜひ楽しんでみてくださいね!

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