段階のチェック
『 何度言ったらわかるの!!』
『 いい加減に勉強しなさい!!』
私たち自身、中学生の頃に父や母に何度も言われた言葉です。
本音では『やらなきゃまずいなー』 とわかっていても、いざやろうとすると後回し、後回し・・・。
テレビやゲームやマンガだったらあんなに積極的になるのに勉強だとなんでこうなっちゃうのかな・・・?勉強からどうしても逃げてしまう自分がいました。
勉強をするのは、お母さんやお父さんではありません。
当然ながら本人 です。本人のやる気が出てこないことには勉強は前に進みません。
ただ、『やる気を出す』ということは言葉で言うほど簡単ではありません。
ゲームや遊びならともかく、対象が 『勉強』なのですから。
では、どのようにしたら『本人のやる気』を引き出せるのでしょうか?
一歩目は『自分の段階をつかむ』ことです。
その子その子によって性格が違うように、勉強の現状も違います。 “どこで行き詰まっているか”“何が原因でつまずいているか” それぞれ違います。
簡単な例を挙げると、学校の授業が理解できていない、ついて行けていないA君がいたとします。A君は授業を毎日受けていても内容は余りよく解りません。当然、教科書の内容も中途半端です。
先生に当てられるのをビクビクしてしまう毎日です。テスト前はとても憂鬱です。
結果もいつもあまり良くなくて、いつもお母さんお父さんから説教されます。A君は学校の勉強だけでこんな状態です。
そんなA君に+αの勉強、例えば塾のテキスト、家庭教師、通信添削の課題、参考書、問題集・・・とドンドン与えてしまったらどうなるでしょうか?明らかに許容オーバーです。
A君はギブアップしてしまうでしょう。
『学校の勉強だけでいっぱいいっぱいなのに、更に他の勉強なんて・・・。とても手がまわらないや・・・』本音はこんな感じでしょう。
A君はすべての勉強が中途半端になってしまい混乱していきます。何から手をつけて良いか解らない、どうやればいいのか解らない、解らない所も解らない・・・。
こんな状態では当然 『やる気』はドンドン落ちていきます。それに比例するように成績の方も・・・。自信もなくし意欲もなくなるのは当然でしょう。
ただ、こんな状態のA君にひたすら“やりなさい!” “やる気を出せ!”と言っても逆効果。更にやる気は無くなり反発するだけでしょう。
ただ、ここで考えてほしいのです。
そもそもA君がこうなってしまった原因はなにがキッカケだったのでしょうか?
塾・家庭教師の教え方、参考書の内容、が悪かったわけではありません。学校の授業が押さえられていない段階で他の勉強にドンドン手を出してしまったからではないでしょうか?
だったら、まずは学校の授業一本に絞って勉強していった方が、はるかに成果が出ると思います。
授業が解るようになれば、当然テストの結果に少なからず跳ね返ってくるでしょう。そうすればお父さんお母さんからも褒められ自信もつくでしょう。
そうすれば『やる気』も・・・必ずUPするはずです。
『つまずいてしまった原因』 = 『やる気の素』
なのです。そしてこの『つまずいてしまった原因』が 『自分の段階』でもあるんです。
もし、今やる気が出ない、伸び悩んでいる、と言った状態なら、今やっているものを変えた方がいいという事ではありません。
ただ、自分の段階だけは押さえておきましょう。その上で、今やっている勉強の活かし方を考えないと後々負担が増えてしまうばかりなのです。
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